学生ロボットLIVE配信
2021-02-10 10:00:05
新潟の学生ロボットチームが競技をLIVE配信!ものづくりフェアオンライン開催
新潟県長岡市で毎年開催される「長岡ものづくりフェア」が、昨今の状況を受けてオンライン形式で初めて実施されます。このイベントは、地域の産業を支える子どもたちの育成や市民への地元企業の認知拡大を目的としています。2021年2月13日、特に注目すべきは、開催となる「ロボットエキシビションマッチ」です。このイベントでは、学生ロボットチームが自ら制作したロボットを使って、RoboMasterとRoboCup SSLという異なる競技を同時に行います。
新型コロナウイルスの影響で、従来のように多くの観客を集めることが難しい中、ロボットを通じて子どもたちに「ものづくり」への興味を持ってもらおうという試みです。観客は、ケーブルテレビやYouTubeを通じてライブでその様子を観戦可能で、誰でもどこからでも参加できるという点が特に魅力的です。
【エキシビジョンマッチの特徴】
この長岡ものづくりフェアオンラインの目玉であるロボットエキシビションマッチは、長岡地域の学生からなる二つのロボットチームによって競技が行われます。それぞれ、RoboMasterとRoboCup SSLの競技に挑むこのチームは、視覚的には刺激的なロボットバトルと、サッカーを行う自律ロボットによる試合を披露します。
RoboMasterは、学生たちがAIや画像認識技術を駆使して自ら制作するロボットが戦う、次世代のエンターテイメントとして注目されています。2020年には、200を超えるチームが参加する国際的な大会に発展しました。
一方、RoboCup SSLは全自動で行うロボットサッカーのコンテストであり、2050年までに人型ロボットがサッカーの世界王者チームに勝利することを目指しています。1997年に始まったこのプロジェクトは、世界各国から大学や研究機関が名を連ねています。
【子どもたちへの影響】
このオンラインのロボット競技が意義深いのは、何より子どもたちに「ものづくり」の楽しさを体感させる機会を提供するからです。特に、子どもたちが自ら動くロボットを目の前にした時、そのワクワク感が彼らの技術への興味を駆り立てます。
「Phoenix Robots」と「INPUT」という二つのチームがそれぞれの競技に挑む中、彼らは新潟の技術や文化を広める大使としても活動しています。特にPhoenix Robotsは、長岡技術科学大学や新潟大学などの学生を中心に設立され、世界大会優勝を目指しています。また、INPUTはロボカップSSLに挑戦するロボットチームとして知られ、地域の学生たちや業界との連携を大切にしています。
このように、新潟の学生たちが生み出すロボットと、その競技に対しての情熱が、地域だけでなく世界に向けて発信される機会となることが期待されています。参加は無料で、興味のある方はぜひ公式サイトをチェックし、未来を担うロボットたちの雄姿を見届けてください。
会社情報
- 会社名
-
Phoenix Robots
- 住所
- 新潟県長岡市深沢町2085-16ながおか新産業創造センターラボF
- 電話番号
-
0258-21-0369