東海大学とレンブラントグループが地域共創を目指す
神奈川県厚木市を拠点とするレンブラントグループと東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科が共同で進める産学連携プロジェクトに注目が集まっています。このプロジェクトは、地域の課題解決を目指して実施されたもので、学生が主体となってアイデアを立案し、実際に実施に移すという一連のプロセスが特徴です。
産学連携プロジェクトの概要
プログラム名は「マネジメントゼミナール」で、学生たちは2025年度の成果物として複数の企画を立案しました。これらの施策は、2026年4月から秦野市の温浴施設「ととのいの郷秦野湯花楽」で次々と実施される予定です。また、日本最大級の観光メディア「aumo」がメディアパートナーとして参加しており、プロジェクトの情報発信をサポートしています。
具体的な取り組み内容
2025年には、17名の学生が秦野湯花楽の経営課題に対して実際に取り組みました。学生たちは、「仮説→検証→改善」のPDCAサイクルを回し、顧客獲得やリピート率の向上を目的とした具体的な施策を立案しました。以下は、選定された主な施策です。
1.
地産地消の季節湯(2026年4月6日〜19日)
学生の考案による「ドクダミの湯」や「生姜湯」など、地域の素材を使用した季節限定のお風呂を実施し、シニア層から若年層まで幅広い世代に地域の魅力を伝えます。
2.
カルチャーパークとの連携
近隣のカルチャーパーク利用者向けに、タオルセットの無料クーポン付きリーフレットを設置して、地域内の回遊性を高める施策を行います。
3.
秦野市民WEEKの開催(2026年4月6日〜10日)
秦野市民を対象にした割引キャンペーンを実施し、地域コミュニティの強化を図ります。
4.
LINE会員向けスタンプミッション
サウナや食事などの利用者に特典を提供し、リピーターを増やします。
5.
新入生オリエンテーションとの連携
東海大学の新入生に向けて、学生が企画・運営するブースを設置し、歓迎の意を示すとともに、実践の場を提供します。
教室の学びを社会実装へ
本プロジェクトは、学生が実際のビジネス現場で経験を積むことを重視しており、単なる理論的な学びにとどまらず、実践を通じて成長することを目指しています。若者の視点を反映した地域資源の再発見が地域経済の活性化に寄与するのです。また、2026年度にはホテル事業への連携も計画されており、新たな産学連携の展開が期待されています。
発展する産学連携の可能性
レンブラントグループは、今後もこのような産学連携の枠組みを他の事業領域にも拡大し、持続可能な社会の実現に向けた新たな価値創造を推進していく方針です。学生の創意工夫によるアイデアが地域経済を活性化し、共に成長する関係が生まれることが期待されています。
このプロジェクトを通じて、学生たちは実践的なスキルを習得し、将来のキャリア形成に役立つ経験を積むことになります。
まとめ
東海大学とレンブラントグループの取り組みは、地域課題の解決に向けた実践的な学びを提供し、学生、企業、地域社会が一体となって発展する可能性を秘めています。今後の展開に目が離せません。