NADA暗号資産インデックス、テスト算出の開始
N.Avenue株式会社と日鉄ソリューションズ株式会社(NSSOL)は、「NADA暗号資産インデックス」のテスト算出を開始し、新たに金融機関や情報ベンダーなどのユーザー企業を広く募集しています。このインデックスは、両社が事務局を務める暗号資産インデックス協議会の意見を基に設計され、その利用は2026年8月を予定しています。
インデックス設計の背景
この新しいインデックスは、デジタル資産分野における情報発信力と専門性を強みとしています。具体的には、NADA NEWS(ナダ・ニュース)というデジタル資産特化メディアを通じて、機関投資家と個人投資家双方にインデックス情報を提供。さらに、2018年の創業以来築いてきた業界ネットワークを活用し、有識者からの意見を吸収していることも特徴の一つです。
利用企業の募集と特長
現在、NADAのインデックスを利用する意向のある企業を広く募集しています。特に、暗号資産ETFや投資信託の組成・運用を検討している資産運用会社、信託銀行、証券会社、情報ベンダーなどが対象となります。これによって、参加企業はテスト算出データを参照することが可能です。
特徴的な技術力
NSSOLがインデックスの算出業務を担うことになっており、同社は国内の大手証券向けに受発注システムを20年以上提供しています。その技術力を活かし、マイクロ秒単位の超高速処理を実現し、金融機関や情報ベンダーのニーズに対して柔軟かつ迅速に対応することができます。
マルチアセット展開の計画
NADA暗号資産インデックスはBitcoin(BTC)やEthereum(ETH)の円建て価格指数を皮切りに、マルチアセット指数や他のデジタル資産への展開を予定しています。このインデックスは、暗号資産ETFや投資信託のNAV(基準価額)算出やパフォーマンス評価の指標としても活用でき、さらにはリアルタイムインデックスや暗号資産デリバティブへの応用も考慮されています。
今後のスケジュール
- - 2026年6月:テスト算出開始(BTC・ETH円建て指数)
- - 2026年8月:先行ユーザー企業へのインデックス提供開始(テストデータ参照)
- - 2027年1月:金融機関・情報ベンダーとのシステム接続・インデックス配信開始予定
主催企業の紹介
N.Avenue株式会社
2018年に設立されたN.Avenueは、NADA NEWSを運営し、Web3やデジタル資産に関する情報サービスを提供しています。また、官民連携による市場形成を支援する姿勢を持っています。
日鉄ソリューションズ株式会社(NSSOL)
1980年設立のNSSOLは、様々な業界に質の高いITサービスを提供しており、自らのビジョン「Social Value Producer with Digital」に基づいて事業を展開しています。
この新しいインデックスの発展がどのように暗号資産市場に影響を与えるのか、注目が集まります。