大阪の中小企業がインドネシアでビジネスチャンスを掴む
2025年12月3日から6日まで、インドネシアのジャカルタで開催される「マニュファクチャリング・インドネシア2025」に、大阪府内の中小企業7社が共同出展することが決まりました。インドネシアは、約2.8億人の人口を抱え、経済が急成長する都市部の購買力が高まる中で、日本企業にとってのビジネスチャンスが広がっています。
インドネシア市場の魅力
インドネシアは外資の設立要件が緩和され、事業展開がしやすくなっています。製造拠点としてだけでなく、消費市場としても注目されており、特に製造業においては日本企業の進出が進んでいます。これにより、ASEAN地域への販路拡大の可能性も高まっており、各企業が参加するこの展示会は重要な商談の場となることが期待されています。
展示会の概要
「マニュファクチャリング・インドネシア」は、今回で36回目を迎える同国の代表的な総合機械見本市です。出展製品は多岐にわたり、工作機械や金属加工、オートメーション技術などが含まれています。昨年のイベントでは1,371社の出展と、37,520人の来場者を記録し、国際的なビジネスチャンスを享受しています。これにより、大阪の中小企業も自社の技術や製品を広くアピールする絶好の機会と言えるでしょう。
大阪産業局の支援
大阪産業局は、府内の中小企業が海外展開できるように支援しています。今年も共同出展ブースを設置し、参加する7社が製品PRや商談を通じてインドネシア市場へのアクセスを目指します。有意義な商談が進むことを期待する声が高まっています。
参加企業の紹介
参加する中小企業は以下の通りです:
1.
株式会社フリーベアコーポレーション (東大阪市) - 各種運搬機器
公式サイト
2.
東海バネ工業株式会社 (大阪市西区) - 金属ばね
公式サイト
3.
八州電工株式会社 (大阪市中央区) - 電設資材
公式サイト
4.
テクノロール株式会社 (和泉市) - 印刷用ゴムロール
公式サイト
5.
イーグルクランプ株式会社 (大阪市北区) - 吊り具の総合メーカー
公式サイト
6.
株式会社久宝金属製作所 (大阪市城東区) - 金属素材など
公式サイト
7.
株式会社パーマンコーポレーション (大阪市西区) - 自動車部品
公式サイト
これらの企業は、大阪産業局と共に「Osaka–Jetro–Tokyo collaborative Pavilion」を設営し、昨年の成功を踏まえて『ジャパン』のブランドをさらなる高みに引き上げることを目標としています。ブース設計に工夫を凝らし、訪れる人々に大阪企業の魅力を効果的に伝えることに注力しています。
知っておきたいマニュファクチャリング・インドネシアの詳細
- - 会期: 2025年12月3日~6日
- - 会場: Jakarta International Expo, Kemayoran
- - 入場料: 無料
- - URL: 公式サイト
まとめ
2025年のマニュファクチャリング・インドネシアは、大阪の中小企業にとって新たなビジネスチャンスを拓く重要な機会です。国際競争が激化する中、産業振興のための取り組みが一層求められています。この展示会から、さらなる国際的な成功を収めることが期待されます。