NIKKOの食器、飛鳥Ⅲへ
2025-09-10 10:56:24

陶磁器メーカーNIKKOが新クルーズ船で魅せる独自の食器の世界

NIKKOと飛鳥Ⅲが織りなす新しいクルーズ体験



117年の歴史を誇る陶磁器メーカー、ニッコー株式会社(NIKKO)が、新しく就航したクルーズ船「飛鳥Ⅲ」にて、オリジナルの食器を提供したことが注目を集めています。

飛鳥Ⅲの概要



2025年に就航する「飛鳥Ⅲ」は、全長245メートル、総トン数5万2000トンの規模を持ち、740名の乗客を収容可能です。この日本船籍最大級のクルーズ客船は、「つなぐ、ちから。」というコンセプトのもと、日本独自の「和のおもてなし」を継承しながら、多彩なエンターテイメントやウェルネスプログラムを展開しています。また、環境に配慮した最新鋭のエコシップとしても知られています。

サステナビリティの取り組み



「飛鳥Ⅲ」では環境負荷を最小限に抑えることが重要なテーマと位置づけられ、LNG燃料を使用し、低燃費を実現しています。さらに、接岸せずに船の位置を制御できるダイナミック・ポジショニング・システムを採用。これにより、海底植物への損傷を防ぎつつ、陸上電源の供給も可能です。

こうした取り組みは、NIKKOの企業理念とも合致しています。NIKKOは、循環経済を目指し、長持ちし、環境に優しい食器づくりに注力しています。特に、2022年には捨てられる食器を肥料化する技術を確立し、世界初のリサイクル肥料「BONEARTH®」を発表しました。この取組みが評価された結果、飛鳥ⅢでNIKKOの食器が採用されることとなったのです。

NIKKOの食器の特徴



NIKKOが提供する食器は、すべて「NIKKO FINE BONE CHINA」を用い、美しい純白色と高い透光性が特徴です。これらの食器は、各スペースのコンセプトや展示されるアートに合わせてデザインされ、多彩なアーティストによる作品が再現されています。

例えば、フランス料理レストラン「ノブレス」では、日本画家・平松礼二氏のデザインが施されたショープレートが使用され、ギャラリーカフェのカップには同じく土屋禮一氏の作品が表現されています。これにより、食事だけでなく、アートと共に贅沢なひとときを体験することができるのです。

船内のアートとの調和



飛鳥Ⅲの魅力の一つは、多彩なアート作品が船内の各所に展示されていることです。NIKKOの食器は、これらのアートとの一体感を持たせるためにデザインされています。たとえば、船内のこだわりある空間ごとに、異なるアーティストの作品が食器のデザインに活かされており、訪れる人々に新たな感動を提供しています。

美しさと強度を兼ね備えたプレート



NIKKOの食器は、ANSI(American National Standards Institute)の基準を超える76%の骨灰を含むことで、薄さと強度を実現しています。その結果、業界でも評価されている食器となっています。これにより、プロフェッショナルな料理人たちからも高い信頼を得ているのです。

未来志向の製造プロセス



すべての製品は、石川県の自社工場で一貫して生産され、厳しい品質管理を経て市場に出送られます。ニッコーは、今後もサステナブルで持続可能なものづくりを続けていくことを約束しています。業界の先駆者であるNIKKOは、食器が廃棄されることがない未来へ向け、さらなる研究・開発を進めていくことでしょう。

まとめ



NIKKOが新クルーズ船「飛鳥Ⅲ」へ提供する食器は、サステナビリティだけでなく、美しいアートを体験できる新たな旅の楽しみを提供しています。今後の展開にも注目が集まります。


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会社情報

会社名
ニッコー株式会社
住所
石川県白山市相木町383
電話番号
076-276-2121

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