産総研グループ主催の無料セミナー
近年、プラスチック資源の循環利用が緊急の課題として浮上しています。この背景には、気候変動への対策や海洋環境の保全、さらには産業競争力の強化が挙げられます。そのため、資源循環時代においては、革新的な技術、産業、政策が求められるのです。
セミナー概要
2025年11月5日(水曜日)の15時から17時30分にかけて、グラングリーン大阪にて「資源循環時代のプラスチック革新技術・産業・政策の最前線」というテーマのセミナーが実施されます。このセミナーでは、最新の研究成果や実際の実装事例を元に、プラスチック資源の循環利用について紹介する機会を設けています。定員は50名で、参加費は無料ですが、ハイブリッド形式での開催となっており、オンラインでの視聴も可能です。
プログラム内容
セミナーのプログラムには、以下のようなトピックが含まれます:
- - 海洋環境における生分解性の評価手法の紹介
- - 光による分解挙動を制御するオンデマンド分解技術
- - 生分解性プラスチックの導入と展開について
- - スマートコンポスト運用の実務課題
- - プラスチック油化によるケミカルリサイクルの革新事例
これらのテーマは、企業での先進的な取り組みを含め、参加者が知識を深めるための貴重な材料となるでしょう。また、セミナーの終盤では情報交換会やポスター展示も予定されています。この場を通じて、産官学の実務者たちが課題や知見を交換し合い、新たな連携や事業共創のチャンスを探ることができるのです。
対象者
このセミナーは、以下のような方に特におすすめです:
- - 循環経済や資源循環政策に関心のある方
- - プラスチックリサイクルや生分解性材料に関連する研究・開発を行う方
- - サステナビリティを経営戦略に組み込みたい企業の担当者
- - 新しいビジネスモデルを模索している研究者や企業関係者
登壇者
登壇者は、各分野で活躍する専門家たちです。
- - 中山 敦好(産業技術総合研究所 招聘研究員)
- - 日野 彰大(産業技術総合研究所 主任研究員)
- - 西村 理一(株式会社カネカ 常務執行役員)
- - 西山 すの(株式会社komham 代表取締役)
- - 高野 純一(三菱ケミカル株式会社 サステナビリティ部長)
- - 三牧 純一郎(経済産業省 課長)
参加方法と問い合わせ
参加を希望される方は、事前に申し込みが必要です。詳細については、AIST Solutionsのイベント運営担当にお問い合わせください。今後も多彩なテーマでウェビナーを開催予定ですので、ぜひご参加をお待ちしております。
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イベント詳細はこちら
このセミナーを通じて、参加者の皆様と共に、循環型社会の実現に向けた新たな一歩を描いていけることを期待しています。