Tokyo CenturyとOUEがシンガポールで新たなホテルプロジェクトを開始
東京センチュリー株式会社(以下、東京センチュリー)とシンガポールの不動産・ヘルスケア企業OUE Ltd(以下、OUE)は、共同事業体を設立し、シンガポールのチャンギ国際空港に直結する「Crowne Plaza Changi Airport」を取得することに合意しました。この取引は、総額5億シンガポールドル(約420億円)で実施される予定です。
共同取得の背景
このプロジェクトは、2025年5月に着工予定の「Hotel Indigo Changi Airport」の開発に続くもので、両社のさらなる連携を強化するものです。チャンギ空港は、世界屈指の航空ハブとしての地位を定めており、2030年代半ばには第5ターミナルの開業が計画されています。これにより、シンガポールの観光業や航空関連セクターにおける持続的な成長が見込まれています。
戦略的バリューアップの計画
東京センチュリーとOUEは、両社が持つホテル開発の知見やアセットマネジメントの技能を活かし、具体的な成長戦略を実行していく計画です。また、Salter Brothersをインベストメントマネージャーに起用し、ホテルの大規模な改修やブランド戦略の再構築を進めます。これにより、「Crowne Plaza Changi Airport」の長期的な競争力の向上、さらには収益力の強化を図っていきます。
東京センチュリーの事業戦略
東京センチュリーは、「青い地球の未来」をテーマに掲げ、事業を通じて社会課題に取り組むことを目指しています。不動産ビジネスにおいては、アジア・ASEAN地域を重視し、社会的および経済的価値を併せ持つ投資を推進しています。このプロジェクトにより、海外不動産事業の拡大と、開発型・付加価値型アセットへのシフトが一層進むことが期待されています。
東京センチュリー副社長の中居陽一郎氏はこのプロジェクトを「シンガポールの不動産企業OUEとの協業を深める絶好の機会」と語っています。お互いの強みを活かし、本ホテルのポテンシャルを最大限に引き出すことで、持続的に価値を提供できると考えています。
OUEのコメント
一方、OUEの副CEOであるBrian Riady氏は、アジア全体の成長トレンドを捉え、シンガポールでのホスピタリティ資産に新たな価値を付加する良い機会だと述べています。また、「Hotel Indigo Changi Airport」での連携を通じて、東京センチュリーとのパートナーシップをさらに強固にし、双方の持つリソースをフル活用していく意向を示しています。
Crowne Plaza Changi Airportの概要
「Crowne Plaza Changi Airport」は、IHGホテルズ&リゾーツによって運営されており、第3ターミナルに隣接する575室の客室を有するホテルです。主に332室の本館と243室の新館から成り、空港の全ターミナルへのアクセスが便利です。このホテルの立地は、ビジネスや観光客にとって非常に魅力的なポイントとなります。
今後、東京センチュリーとOUEによるさらなる展開が期待されます。これによりシンガポールにおけるホテル業界も活性化するとともに、両社の成長戦略が実現することが期待されています。