生成AIがビジネスチャットの活用を変える!
テクミラホールディングスの子会社、ネオス株式会社が展開するAIチャットボット【OfficeBot】が、キングソフト株式会社のビジネスチャット「WowTalk」との連携を開始しました。この組み合わせにより、両サービスの強みを活かした新たな業務支援の形が生まれました。
【OfficeBot】の特徴
【OfficeBot】は、生成AIを活用しており、特にRAG(Retrieval Augmented Generation)技術に基づいています。これは、PDFやOfficeファイルなどのさまざまな資料から情報を取得し、ユーザーの質問に対して正確で包括的な回答を生成する能力を持っています。しかし、この技術力だけが【OfficeBot】の魅力とは限りません。2016年の提供開始以来、さまざまな業種・業界で導入が進み、最近では多言語対応やAIOCR機能、画像認識機能なども実装しています。
このような背景がありながらも、最近のビジネス環境では、情報のスムーズなアクセスが求められています。ここで連携が実現した「WowTalk」がじつは重要なカギを握っています。
「WowTalk」の利点
「WowTalk」は、ビジネスチャットツールとして10,000以上の企業で利用されており、セキュアな情報管理と直感的な操作性を両立させたサービスです。チャット機能だけでなく、匿名相談や安否確認、サンクス機能など、コミュニケーションの活性化につながる多機能を兼ね備えています。このような特性により、社内の情報共有が円滑に行え、チームの士気を高める効果も期待できるのです。
シームレスな連携の利点
今回の連携により、「WowTalk」のトーク画面から【OfficeBot】をシームレスに利用できるようになりました。これによって、ユーザーは複数のアプリを切り替えることなく、必要な情報にアクセスできるようになりました。具体的には、日常の業務で使用するチャットツールを通じて、問い合わせに関する回答やナレッジの共有が一層効率的に行えるようになります。これにより、業務の生産性が向上し、迅速な情報提供が可能になるのです。
ウェビナーのお知らせ
さらに、ネオスとキングソフトは、今後「WowTalk」と【OfficeBot】のRAG活用法に関するウェビナーを開催します。業種や業界を問わず、具体的な活用事例を紹介し、参加者の組織における現場解決力向上のノウハウを共有します。「生成AIをどう活用すればよいか?」といった課題を抱えている方には、特に有意義な内容になるでしょう。ウェビナーは2025年7月3日(木)の15:10からオンラインで行われますので、ぜひご参加ください。参加は無料です。
結論
生成AIとビジネスチャットの融合は、今後の業務効率化の鍵を握るものといえるでしょう。ネオスとキングソフトが手を組むことで、これまでのビジネス環境に新しい風が吹き込まれています。企業や団体はこの新たな連携を活用し、業務の効率化やナレッジ共有に向けた一歩を踏み出す絶好のチャンスです。今後も【OfficeBot】は最新技術を取り入れ、さらなる進化を遂げていくことでしょう。