伝統文化と学び
2015-09-24 13:19:35
ジャポニカ学習帳が伝統文化をテーマに新たな挑戦を開始
ジャポニカ学習帳が新たに挑戦する伝統文化シリーズ
1970年の発売以来、全国の小学生に親しまれてきた「ジャポニカ学習帳」が、45周年を迎え、37年ぶりに自然以外のテーマとして日本の伝統文化に焦点を当てた新たなシリーズを発表しました。今回のシリーズの初回は、古くから日本の文化として愛され続けている「歌舞伎」です。
この新シリーズは、子供たちが日本の文化に興味を持ち、理解を深めるきっかけを提供することを目的としています。具体的には、学習帳の最初や中綴じ、最後に「歌舞伎の基本」や「代表的な演目」に関するページを挿入し、学習を通じて歌舞伎の魅力を伝えます。これにより、子供たちは歌舞伎の歴史や文化的背景について学び、その面白さを感じることができるでしょう。
この新たなシリーズは、株式会社ヨロコビtoの柏本郷司氏がプロデュースを手がけており、リクルートで培ったデザインの視点を活かし、子供たちに伝えたい伝統文化を選定しています。柏本氏は、デザインを通じて多くの人々にメッセージを伝えることに情熱を注いでおり、歌舞伎を楽しく学ぶためのビジュアルデザインにも力を入れています。
教育界の変革と伝統文化の重要性
平成20年に文部科学省が変更した小学校の学習指導要領には、「伝統と文化の尊重」が新たに追加されました。この指導要領に対応した「日本の伝統文化シリーズ」は、未来を担う子供たちが日本文化に対して好奇心を持つ一助となることを目指しています。
ショウワノートは、子供たちの学びの支えとなる製品をこれからも展開し、教育界における文化教育の重要性を伝えていく所存です。これは単なる学習帳ではなく、文化の継承と発展のための重要なツールとなるでしょう。
商品の詳細
新シリーズのジャポニカ学習帳は、B5サイズで1柄が300円、A6サイズで2柄が200円と手頃な価格で提供されます。B5版は表面に特殊印刷された本文30枚に加え、有意義な内容の読み物が付録としてついています。一方、A6版は白無地の仕様で、同様に読み物が含まれています。
また、ジャポニカ学習帳は業界でも評価されており、公益社団法人日本PTA全国協議会によっても認定・推薦されています。さらに、2013年には特許庁から立体商標として登録されるなど、そのデザインと教育的価値が高く評価されています。
まとめ
「ジャポニカ学習帳」は、日本の自然や文化、そして学びに対する深い愛情をもって、今後も様々なテーマで学習帳を展開していくことでしょう。それは子供たちが未来に向けて豊かな感性を育む手助けとなるはずです。この新シリーズを通じて、歌舞伎をはじめとした日本文化への理解が広まり、次世代に受け継がれていくことを期待しています。
会社情報
- 会社名
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ショウワノート株式会社
- 住所
- 東京都中央区新川1-28-38東京ダイヤビルディング1号館4F
- 電話番号
-
03-5541-9210