入間市の防災教育
2025-09-05 15:34:21

入間市が描く未来の防災教育!消防団と共に学ぶ子どもたちの実証実験

入間市の新たな防災教育実験



入間市では、子どもたちの防災教育をより実践的にするため、消防団と連携した取り組みを行っています。2024年9月26日、藤沢東小学校で行われる実証実験では、「はるるーと防災教育キット」を使用し、消防団の協力を得て子どもたちが主体的に避難ルートを学びます。

1. 実証実験の概要


本実証実験は、入間市、I&CO合同会社、入間市消防団の共催で、具体的には次の通りです。
  • - 日時:令和7年9月26日(金) 13:30~15:10
  • - 場所:入間市立藤沢東小学校

昨年10月に続く第2回の実証実験ですが、今回は消防団員の参加により、より現実的な防災知識を子どもたちに伝えられるのが特徴です。消防団の経験豊富な隊員による指導は、教科書だけでは学べない内容が盛り込まれています。

2. デザイン思考を活かした学び


協力企業であるI&CO合同会社は、デザインシンキングを防災教育に取り入れています。都市設計から新しい教育手法にまで幅広く関与しているこの企業は、優れたグローバルな視点を持っており、大手企業とも多くのプロジェクトを手掛けてきました。彼らのアプローチは、子どもたちにとって防災教育を身近に感じさせる効果が期待されています。

3. 子ども自身が主役


このプログラムのユニークな点は、子どもたちが自ら防災の知識を体験として積んでいくことにあります。従来の講義形式の学びとは異なり、子どもたちが実際に避難ルートを校内に貼るという体験を通して、彼ら自身が防災を「自分のこと」として捉えることができるように設計されています。

このような体験型の学習は、彼らの自主的な防災意識を育成し、地域の防災力の向上にも寄与するものとされています。

4. 社会的評価


本教材は、「第19回キッズデザイン賞」を受賞しました。この賞は、子どもたちの安全と成長に寄与する優れた教育プログラムに与えられるものです。この受賞により、入間市の取り組みは全国的にも評価されています。

5. 地域防災の重要性


昨今の自然災害の頻発を受け、地域住民一人ひとりが防災意識を持つことが求められています。子どもたちに対する防災教育は、地域全体の防災力を高める上で極めて重要な役割を果たすでしょう。

入間市では、このような教育を通じ、子どもたちの安全を確保し、地域全体の防災力の向上を目指しています。教育の中で得た知識や経験が、将来的に地域を支える力になることを期待しています。

この取り組みを通じて、入間市は新たな「Well-being City」を目指す姿勢を崩さず、持続可能な社会の構築に向けてさらなる努力を重ねていくことでしょう。今後の実証実験により、地域の防災教育がどう発展していくのか、ますます注目が集まります。


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会社情報

会社名
入間市役所
住所
埼玉県入間市豊岡1-16-1
電話番号
04-2964-1111

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