ごみ拾い活動
2025-06-09 10:37:51

テレビ父さんと共に行うごみ拾い活動、札幌市民が参加して地域を綺麗に!

2025年5月31日、札幌市で特別な清掃イベントが開催されました。この日、多くの市民が市内の大通公園と創成川公園に集まり、人気キャラクターのテレビ父さん、ツルくん、ツルちゃんと一緒にごみ拾いを行いました。主へあたるこのイベントは一般社団法人北海道海洋文化フォーラムが、株式会社ツルハ、ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社と協力し、さらに株式会社さっぽろテレビ塔の助けを借りて実施されました。

参加者は114人、家族連れや友人同士など多様な面々が、和やかな雰囲気の中で整然と作業を進めました。この日は最高気温が24度と、初夏を思わせる心地よい陽気。開会式では、主催者の温かい挨拶をを皮切りに、参加者はテレビ父さんとツルくん、ツルちゃんの陽気な姿に励まされながら清掃活動をスタートしました。市民たちは普段何気なく見ている公園が実は意外にもごみであふれている現実を目の当たりにし、ベンチの下や花壇の隅など、思いがけない場所に落ちているごみを丁寧に拾い集めていきました。

日本財団の海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として行われたこのイベントは、「海ごみゼロウィーク強化期間」のキックオフイベントの一つでもありました。その活動の中で参加者は、今回集めたごみの量は約11kgにも及ぶことに驚かされます。具体的には、可燃ごみと不燃ごみそれぞれ110袋、合わせて220袋の商品が集まりました。特に目を引くのは、たばこの吸い殻や小さなごみが多かったことです。

「清掃に参加して、ポイ捨てをする人が信じられない」と語ったのは小学1年生の女の子。また、40代男性参加者は「自分も喫煙するが、吸い殻が多いのには驚かされた。子供に恥ずかしい」。一方で、年齢層を超えた家庭も参加しており、「子供たちと楽しく会話をしながらごみを拾えました」と振り返る20代女性の姿もありました。参加者全員が清掃活動を通じて環境への意識を高めたことは間違いありません。

特に印象的だったのは、毎年参加し続けている親娘がいたこと。このように、地域の清掃活動を楽しむことがきっかけで、持続的な関心を呼ぶことができるのでしょう。イベントを支えてくれたのは、地元の企業や団体の協力に他なりません。一般社団法人北海道海洋文化フォーラムは、「北の海ずっと美しく」を目指しており、海の未来を考える重要な取り組みを行なっています。こうした活動が、今後も札幌を美しく保つ原動力となることが期待されます。

日本財団の「海と日本プロジェクト」も、海洋ごみ問題の重要性を訴え、積極的な参加を促しています。これからも、皆で力を合わせて、心豊かな地域を作っていくための活動が続いていくことでしょう。環境保護を身近に描き、共有する活動が地域の意識を変え、次世代に繋がる未来を創造する鍵であることを、参加者全員が手にした一日でした。


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