定山渓で楽しむ七夕の風情～願掛け七夕飾りを体験しよう

定山渓で楽しむ願掛け七夕飾り

北海道の美しい自然に囲まれた定山渓温泉で行われる今年初の「願掛け七夕飾り」が、2025年7月2日から8月31日までの期間限定で開催されます。このイベントでは、訪れた皆様が思い思いの願いを短冊に書き込むことができ、館内の特設会場に吊るすことができます。

七夕飾りの魅力

この「願掛け七夕飾り」は、ただの短冊飾りではありません。「お願いを叶える」という日本の伝統を尊重し、5色の短冊（白・赤・青・黄・紫）が用意されています。色によって願いを象徴するとは、まさに中国五行説の影響。自分自身や大切な人のために、願いを込めることが可能です。また、短冊は無制限に書けるので、皆さんの思いの丈を存分に表現してください。

開催概要

イベントは無料で参加でき、宿泊の方や日帰り入浴の方も気軽に楽しめます。お客さまが書いた短冊は回収し、イベント終了後に神社へ奉納されるため、参加者の思いは形に残ります。函館の七夕は一般に8月7日とされ、旧暦に基づく七夕祭は8月29日です。

文化の継承

この催しは、古来から受け継がれてきた「七夕」の文化を今に伝える重要なイベントです。元は豊作を願う行事だった七夕ですが、時を経て、さまざまな願いを込められるようになりました。定山渓鹿の湯・花もみじでは、国籍や年齢を問わず、誰もが楽しめるようなイベントにすることで、次世代に文化を継承していきたいと考えています。