CBREが米国物流施設への共同投資プログラムを開始
シービーアールイー株式会社(以下、CBRE)は、日系パートナー企業向けに米国の物流施設開発に特化した共同投資プログラムの第2弾を発表いたしました。この新しいプログラム「USインダストリアル・ベンチャー(UIV)2号」は、ジョージア州ビューフォードで進められる物流プロジェクトに投資するものです。
物流施設開発の背景と意義
このプロジェクトは、2025年5月に着工し、2026年9月に竣工する予定です。対象となる「ビュフォード・クリーク・ビジネス・センター」は、アトランタ経済圏に位置しており、米国南東部最大の物流ハブとしての重要性を誇ります。この地域における物流施設への需要は増えており、州間高速道路85号と985号に近い立地は、効率的な配送と長距離輸送を可能にします。
プログラムの参加企業
このUIV2号プログラムには、阪急阪神不動産、京阪神ビルディング、日鉄興和不動産といった複数の日系企業が出資しています。前回のUIV1号プログラムでシカゴの物流施設に投資した経験が活かされており、さらなる成長が期待されています。
CBREとパートナーシップ
本プログラムは、CBREのインベストメントバンキング部門とアセットマネジメント部門が協力して進められます。特に、米国有数のデベロッパーであるトラメル・クロウ・カンパニー(TCC)とのパートナーシップは、この事業の成功に向けた強力な基盤を提供します。TCCは、1948年設立以来、約2900棟のプロジェクトを手がけており、ロジスティクス開発に関する豊富な経験と専門知識を持っています。
成長する米国物流市場
米国における物流施設市場は、新型コロナウイルスの影響によりサプライチェーンの再構築が進み、持続的な需要の増加が見込まれています。日本企業にとって、アメリカの高成長分野での投資は絶好の機会であり、CBREを通じての投資は安心でスムーズな進出を可能にします。
安定した収益のチャンス
このプログラムに参加することで、日系企業は安定した収益を期待できると同時に、米国の成長市場に直接参入するチャンスを掴むことができます。CBREは、戦略的な投資機会を提供し続け、日本企業に向けた不動産投資の活性化を目指します。
未来への展望
CBREは今後も、TCCと共に米国不動産市場での機会を追求し、運営の質を高めていく所存です。これにより、日本企業が魅力的で戦略的な不動産取引を通じて、さらなる成長を実現するためのサポートを行っていく予定です。
プロジェクト概要
- - 案件名: Buford Creek Business Center
- - 所在地: 3228 Whidby Road, Buford, GA(仮)
- - 土地面積: 約233,500㎡(57.696エーカー)
- - 延べ床面積: 約63,800㎡(686,400平方フィート/3棟合計)
- - 構造: 鉄骨造・平屋建て
- - 用途: 物流施設
- - 予定工期: 2025年5月着工、2026年下旬竣工
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