AIセキュリティ診断登場
2025-11-12 12:19:11

生成AIのセキュリティ診断サービス始動:リスクを可視化する新システム

近年、生成AI技術の急速な進展に伴い、多くの企業がこのテクノロジーを業務に活用し始めています。しかし、その利便性とは裏腹に、AI特有のセキュリティリスクも増加しています。特に、プロンプトインジェクションや情報漏洩など、新たな脅威が顕在化しています。これを受けて、株式会社神戸デジタル・ラボ(KDL)は、生成AIを活用したWebアプリケーション向けの「AIシステムのセキュリティ診断サービス」を開始しました。

サービス開始の背景


このサービスの必要性は、業務システムにおける生成AIや大規模言語モデル(LLM)の導入が進む中で浮き彫りになりました。AIによる誤出力や不正利用、機密情報の漏洩といったリスクが企業の運営に深刻な影響を及ぼす可能性があります。そのため、従来のウェブアプリケーション向けのセキュリティ診断では不十分で、AI特有の特性を理解した診断が求められるようになりました。

サービスの詳細内容


KDLの新サービスでは、AI機能を持つWebアプリケーションに対して、様々なリスクを詳細に検査します。具体的には、AIモデルへの直接的なプロンプト送信やWebアプリケーションの操作を通じて、リスクを洗い出します。主な診断項目は以下の通りです。

  • - プロンプトインジェクション: 外部からの無断な入力でAIの動作を操作する攻撃をチェック。
  • - 機密情報漏洩: 内部の設定がAIの応答に含まれるかどうかを確認。
  • - コード実行のリスク: AIの出力が任意のコード実行を誘発しないかを検証。
  • - 外部連携の悪用: APIやツールを通じた不正利用のリスクを評価。

これらのリスクを減らすことで、業務の安全性を向上させることが期待されます。

神戸デジタル・ラボの強み


KDLの強みは、次世代技術であるAIの開発現場に深く携わり、そのセキュリティ知識も持ち合わせている点にあります。セキュリティサービス「Proactive Defense」を2008年から提供し続け、豊富な実績と知見を積んできました。それにより、AIシステムに特有のリスクに対しても確かな診断を行える体制が整っています。

おわりに


安全性が求められる現代のビジネス環境の中、生成AIの活用範囲はますます広がっていますが、それに伴うリスクも無視できません。KDLが提供する「AIシステムのセキュリティ診断サービス」は、AI導入企業にとって万全のセキュリティ戦略を構築するための強力な手段となるでしょう。詳しくは公式サイトや専用ページをご覧ください。

Proactive Defense公式サイト

「AIシステムのセキュリティ診断」サービスページ

お問い合わせは、神戸デジタル・ラボの原田または松田まで。メールや電話での連絡をお待ちしております。


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会社情報

会社名
株式会社神戸デジタル・ラボ
住所
兵庫県神戸市中央区京町72番地新クレセントビル
電話番号
078-327-2280

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