トイレの個室で無料生理用ナプキンを提供するトレルナがWOMAN EXPO 2025に出展

トイレの個室で生理用ナプキンを無償提供するトレルナ

最近、大阪市の株式会社ネクイノが運営する「トレルナ」が注目を集めています。このサービスは、トイレの個室に生理用ナプキンを配備し、必要な時に無料で受け取れる仕組みを整えています。特に女性にとって、多忙な日々の中で生理用品を手に入れることができるのは大きな安心感を提供します。2025年11月29日、東京ミッドタウン・ホールで開催された「WOMAN EXPO 2025 Winter」に出展し、多くの来場者にその魅力を伝えました。

WOMAN EXPO 2025 Winterへの出展

WOMAN EXPOは、働く女性をテーマにした多様なセミナーや展示を行うイベントです。トレルナのブースでは、来場者に実際のナプキン受け取り体験を提供し、その背景にある社会的意義についても説明しました。また、トレルナの広告パートナーであるあすか製薬との共同セミナーも行い、サービスの持続可能性に関する取り組みを紹介しました。

サステナブルな仕組み

セミナーでは、トレルナが掲げる「広告によってサービスが持続的に提供される」という理念を基に、toreluna Visionを通じて得られた成果についても触れました。このプロジェクト「1minute,1napkin」によって、広告が1分放映されるごとに1枚の生理用ナプキンが、必要とする地域や団体に届けられる仕組みを紹介しました。これにより、単なる広告出稿が社会貢献に繋がります。

トレルナの魅力

トレルナはまさに現代のニーズに応える新サービスです。トイレというプライベートな空間で、女性たちが安心して生理用ナプキンを受け取れることで、心理的な負担が大幅に軽減されます。来場者からは、「広告パートナーの支援で無償提供が実現したことに感謝したい」との声も寄せられ、企業と女性の健康課題に向き合う新しいモデルとしての期待が寄せられています。

500名以上の来場者が体験

イベント当日、500名を超える来場者がトレルナのブースを訪れ、ナプキンの受け取り方や設置理念に関する詳細を学びました。とりわけ、「なぜ無料で受け取れるのか」という疑問に対する説明が好評で、多くの人々がこの取り組みを支持したいという気持ちを表現しました。

未来へ向けたビジョン

トレルナは生理用ナプキンがトイレットペーパーと同様に常備され、必要なときに誰もが入手できる社会の実現を目指しています。今後は、ショッピングモールや学校、公共施設など、様々な場所での設置を進めていきたいと考えています。この取り組みに賛同する企業や団体とのさらなるパートナーシップも模索しながら、より多くの女性に安心と快適を提供することを目指しています。