洗濯王子中村祐一氏の新拠点が長野県伊那市に誕生

洗濯王子・中村祐一氏が伊那市に新拠点「SENTAKU ATELIER」をオープン

近年、家事の中での「洗濯」に焦点をあてる人が増えてきています。その立役者とも言えるのが、日本を代表する洗濯家、中村祐一氏です。長野県伊那市にある彼の新たな拠点「SENTAKU ATELIER」が、2018年7月10日にオープンします。

SENTAKU ATELIERとは？

このプロジェクトの理念は、「洗濯で世界を変える」というものです。中村氏は、家事を通じた新たな暮らし方を提案し、洗濯の重要性を広く伝える活動を行っています。新拠点は、彼の洗濯に対する情熱が詰まった、洗濯のための特別な空間です。

「SENTAKU ATELIER」は、株式会社サンプロが設計・施工を担当した木造2階建ての住宅であり、家の中心には大小様々な洗濯作業を快適に行える専用スペースが設けられています。このランドリールームは、日差しがふんだんに差し込む南向きの面に配置され、十分な広さを確保しています。ここでは、デリケートな衣類の手洗いや大きなシーツのアイロン掛けも、心地よく行える環境が整っています。

環境にやさしい設計

建物に使用されている材質は、珪藻土の壁や無垢材の床材など、自然環境に調和したものばかりです。そこには、通風や採光に配慮した窓の配置があり、居住空間の快適さも追求されています。また、断熱性にこだわり、家庭内での快適な生活を実現しています。これまでの住宅の概念を覆す、革新的な設計がここにあります。

中村祐一氏について

中村氏は1984年に生まれ、長野県伊那市にあるクリーニング会社「芳洗舎」の3代目として、家業に従事しています。洗濯の専門家としての活動は、これまでに3000人を超える人々や企業に及び、メディアでも多数取り上げられています。「洗濯王子」としての愛称は、彼の真摯な取り組みの証拠です。

彼は、洗濯に関する深い知識と独自の視点を持ち、自ら「洗濯アドバイザー」という肩書を得て様々な媒体で洗濯の魅力を伝えています。また、メディア出演にとどまらず、各種書籍の執筆や、大手メーカーとのコラボレーションを実現。さらに「Sentaku Studio」のプロデュース、広島での洗濯コーナーの監修など、洗濯業界の最前線で活動しています。

新拠点オープンのイベント

オープンイベントでは、10時30分から中村氏による「This is SENTAKU Project」のプレゼンテーションが行われ、その後センタクアトリエの案内がされます。11時には個別インタビューも行われ、多くのメディア関係者が集まる予定です。長野県伊那市という地で、中村氏の新しい取り組みがどのように地域に影響を与えるのか、今から非常に楽しみです。