クラウドセキュリティ新時代：テクマトリックスとgrasysがパートナー契約締結

クラウドセキュリティ新時代の幕開け

最近、テクマトリックスがクラウドインフラを強化するために、株式会社grasysとのパートナー契約を締結しました。この提携は、パロアルトネットワークスの提供するNextWaveプログラムの一環として行われ、様々なクラウド環境をより安全に保つことを目指しています。

Prisma：包括的なクラウドセキュリティ

パロアルトネットワークスの「Prisma」は、業界で最も包括的なクラウドセキュリティソリューションとして広く認識されています。近年、クラウドを活用する企業が増加しており、令和元年には初めてその割合が6割を超えました。Prismaは、企業がクラウドで運用する際に直面するさまざまなセキュリティの脅威に対抗する強力な手段を提供しています。特に、セキュアアクセスサービスエッジ（SASE）を利用することで、ユニークな場所からでもユーザーやデータ、アプリケーションを保護し、優れた安全性を確保しています。

クラウドインフラの設計・構築・運用

テクマトリックスは、grasysとの連携により、Google Cloud Platform™️を中心としたパブリッククラウド環境の設計や構築を行っています。この提携により、パロアルトネットワークスのPrisma Cloudを活用して、さらにセキュアなインフラ環境が提供可能になります。マルチクラウドやハイブリッドクラウド環境においても、Prisma Cloudを活用することで一貫したセキュリティ対策を実装することができるため、企業は安心してクラウドを利用することができます。

テレワーク支援：Prisma SaaSの役割

新型コロナウイルスの影響でテレワークが一般的になりつつある現在、リモートアクセスからの企業データ保護が重要視されています。ここでも、パロアルトネットワークスの「Prisma SaaS」が大きな役割を果たします。この製品を導入することで、多くの企業が利用するG Suite™️やMicrosoft 365などのプラットフォームをサイバー攻撃から守り、在宅勤務におけるセキュリティを強化することが可能です。

パートナー企業の紹介

パロアルトネットワークスはアメリカに拠点を持つグローバルセキュリティ企業で、150カ国以上の顧客にサービスを提供しています。同社は、Fortune100企業を含む73,000以上のクライアントにサイバーセキュリティソリューションを提供しており、その技術力は多くの業界で高く評価されています。

一方、テクマトリックスは情報基盤技術のインテグレーションとアプリケーションサービス事業を展開し、北米を中心に高い競争力と成長力を誇る企業です。また、grasysは、Google Cloud Platform、AWS、Microsoft Azureなど、クラウドインフラの設計と運用に特化した企業であり、多数のパートナーシップを通じて柔軟かつ高機能なシステム構築を実現しています。

まとめ

テクマトリックスとgrasysの提携によって、クラウドセキュリティの新たな可能性が広がります。企業が複雑化するクラウド環境を安全に活用するための基盤が整備され、今後のセキュリティニーズにも的確に対応する力が強化されていくことでしょう。テクマトリックスがgrasysと共に、より多くの企業が安心してクラウドを利用できるよう今後も尽力していくことが期待されます。