キリンとDoleの協業、果実を活用した新商品登場
果実のフードロス削減に取り組む企業が増える中、キリンビール株式会社とDoleが手を組み、新たな商品「キリン 氷結®mottainai 不知火」を発表しました。この商品は、通年で販売される新シリーズの一環として、品質に問題のない規格外果実を使用し、無駄を減らす取り組みを強化しています。
「氷結®mottainai」シリーズの特徴
キリンの「氷結®」シリーズは、フルーツの豊かな味わいを楽しむためのブランド。しかし、果実農家は近年、気候変動や市場の需要により、収穫した果実が見た目の理由で出荷できないという課題を抱えています。「氷結®mottainai」シリーズは、そうしたモッタイナイ果実を活用し、おいしいチューハイとして消費者に提供することを目的としています。売上の一部は日本の果実農家支援に役立てられるため、消費者もその活動に参加できます。
今回の新商品「キリン 氷結®mottainai 不知火」は、熊本産の規格外果実を使用したもので、濃厚な甘さとほのかな酸味のバランスが特徴です。果汁は0.2%含まれており、炭酸の爽快感と共に、フルーツ本来の風味を楽しむことができます。
熊本産「不知火」の魅力
「不知火」は、「清見オレンジ」と「ぽんかん」を掛け合わせた非常に味わい深い果実です。今回使用される規格外の「不知火」は、外見に多少のキズや日焼け、形の不揃いさがあるものの、味にはまったく問題ありません。生産者の岡村様は、これまでおいしいはずの果実が廃棄されてしまう現状に強い課題感を持っていたと語ります。新商品の発売を通じて、より多くの人々に「不知火」のおいしさを知ってもらえることを期待しています。
Doleの役割と同社のビジョン
Doleもこのプロジェクトにおいて、規格外果実の新たな可能性を探求しています。同社の青木社長は、見た目の理由で廃棄される果実でもその品質に問題はないことを訴え、「もったいないフルーツ」として価値を広まりを図っています。両社の協力により、フルーツロス削減の重要性がより多くの消費者に伝わることを期待しています。
新商品のラインナップ
併せて、同日に発売された「キリン 氷結®mottainai 浜なし」も注目されています。この商品は、横浜特産の「浜なし」を使用しており、サイズや見た目の問題で廃棄候補となっていたものですが、果物としての魅力を最大限に引き出しています。どちらの商品も、環境配慮と美味しさを両立させた、新しい飲みごたえを提供します。
さらなる発展に向けて
「氷結®mottainai」シリーズは、“社会に良い”ことを“私がうれしい”ことに変えていくというビジョンを掲げ、果実のフードロス削減に取り組んでいます。今後も、新たな商品開発を通じて、果実農家のサポートをしながら、持続可能なライフスタイルを促進していくでしょう。これからも目が離せません。