箱堤高架橋受賞
2025-05-22 17:18:36

箱堤高架橋のデジタルツイン施工管理がインフラDX大賞を受賞

デジタルツイン施工管理が評価された箱堤高架橋



株式会社コルクが提供するBIM/CIMクラウド「KOLC+」を活用した箱堤高架橋でのデジタルツイン施工管理が、国土交通省の「令和6年度インフラDX大賞」において優秀賞を受賞しました。このプロジェクトは、高田機工株式会社、千代田測器株式会社、オフィスケイワン株式会社の4社が共同で取り組み、特に注目される成果を上げました。

受賞の背景



受賞に至ったのは、国道4号の箱堤高架橋の上部工工事において、デジタル技術を効果的に活用した点が評価されました。工事は2022年の1月25日から2023年の10月20日までの間に行われ、各企業の役割分担が明確にされていました。これにより、工事の効率を高め、品質の向上が実現されたのです。

高田機工は施工管理を担当し、千代田測器はジャッキ反力や送り出し移動量をリアルタイムで表示する役割を果たしました。同時に、GNSS座標の取得も行い、デジタル化の意義を強調しました。さらに、オフィスケイワンはBIM/CIMモデルを作成し、計画の4Dシミュレーションを手がけました。

KOLC+の役割



コルクが提供するKOLC+は、デジタルツインの構築を担当し、GNSS座標と橋桁モデルを連携することで、大規模な建設プロジェクトに必要なデータを統合しました。4Dシミュレーションのクラウド共有など、様々な機能を通じてプロジェクトの可視化を進めました。これにより、ステークホルダー間で情報を共有し、意思決定の迅速化につながったのです。

インフラDX大賞とは



インフラDX大賞は、デジタル技術を駆使して建設生産プロセスの効率化を図る優れた取り組みを評価する国土交通省の表彰制度です。令和6年度には、計26団体が受賞しました。これにより、さまざまな建設プロジェクトでのデジタル技術の活用が促進されることが期待されています。

KOLC+の今後



KOLC+は、BIM/CIMモデルや点群をクラウドで統合・共有できるプラットフォームです。現在、500社以上の企業が利用しており、国土交通省の評価も受けています。今後も多様なプロジェクトでの導入が進むことで、建設業界のデジタル化が加速されることでしょう。

このように、箱堤高架橋のデジタルツイン施工管理は、技術の進化とともに、効率的な建設を可能にする仕組みとして大きな評価を受けました。今後のさらなる発展が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社コルク
住所
東京都豊島区西池袋1-11-1メトロポリタンプラザビル14階
電話番号

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