子ども達が主役の「すぎなみキッズタウン」で楽しい体験を提供！

すぎなみキッズタウン in すぎなみフェスタ2025

2025年11月、東京・杉並区の桃井原っぱ公園で開催される「すぎなみフェスタ2025」において、特別なエリア「すぎなみキッズタウン」が設けられます。この企画では、こども達が主体的に様々な職業を体験しながら学び、遊ぶことができます。主催は一般社団法人駄可笑屋敷プロジェクトで、彼らの経験豊かなノウハウによるサポートが期待されています。

子ども達が“自分のまち”を体験する

「すぎなみキッズタウン」の目玉となるのは、参加者が銀行員や駄菓子屋スタッフ、さらにはラジオ局のディレクターといった、さまざまな職業を体験できることです。参加費は300円で、仕事を終えたこども達はオリジナル地域通貨『スギー』を受け取ることができます。この通貨は、エリア内の駄菓子屋やゲームブースでの買い物に使用でき、リアルな社会体験を促します。

対話と学びの場を提供

「やらされる」だけではない、親しみやすい体験を創り上げるため、プロジェクト側では子どもたちの「やってみたい」という気持ちを大切にしています。こども達が自ら考え、選び、行動することができるよう設計が行われており、働くことから得られる報酬や買い物の楽しさを、遊びながら実感できるよう工夫されています。これにより、こども達は「働く→稼ぐ→使う」という社会の循環を体感しながら学びます。

楽しみの中に学びが詰まっている

開催に向けて、一般社団法人駄可笑屋敷プロジェクトは様々な地域団体や関係者と連携しながら、全体の運営設計を行いました。代表理事の久我凜太郎氏は「このイベントが単なる職業体験で終わらず、子ども達の主体性を育む『小さな社会』として機能することを願っています」とコメントしています。参加者は自身の意見を通じて仲間と協力し、学び合い、成長する場となることでしょう。