武蔵野美術大学の価値創造人材育成プログラムが2024年度も開催
武蔵野美術大学(東京都小平市)が提供する「価値創造人材育成プログラム - Value Creation Program」(以下、VCP)が2024年度も実施されることが決まり、現在第3期の受講者を募集中です。このプログラムは、アートおよびデザイン教育を通じて創造的思考力を養い、それをビジネスにどのように活かすかを学ぶことを目的としています。
社会から求められる能力
昨今の社会は、複雑かつ不確実な課題に直面しています。そのため、従来の解決策のみでは不十分であり、特に新たに「課題発見力」を持つ人材が必要とされています。武蔵野美術大学の長い歴史に裏打ちされた造形教育は、創造力や表現力、自主性、人間性を育成することを支えてきました。
本プログラムでは、アートやデザインの知識を深めるだけでなく、実践する力、柔軟な発想を駆使して社会に新たな価値を提供するためのスキルを養うことが可能です。さらに、PBL(Project-Based Learning)型のアプローチを導入し、異なる視点やアイデアを統合する力を育むことにも重点を置いています。
プログラムの概要
2024年度は、11月から翌年3月にかけて10日間にわたり開催されます。各回は6時間の授業で構成され、合計60時間のプログラムです。会場は武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスで、アクセスも非常に良好です。受講料は35万円(税込)であり、一定の条件を満たせば受講費用の40%がハローワークから支給される制度も利用可能です。
誰に向いているのか
VCPは次のような人々に特におすすめです。
- - 新たなビジネスやサービスを開発しようとする企業人
- - 将来のリーダー候補
- - スタートアップ経営者
- - 地域の課題解決に取り組んでいる行政関係者
- - 社会的なイノベーションを促進したい人々
受講生は、新たなビジネスの創出に向けた具体的な技術やアプローチを学ぶことができます。具体的には、課題発見力、リーダーシップ力、そして表現力を高めることが期待され、「クリエイティブ思考」を駆使して様々な課題を解決する力を養います。
受講の応募について
応募は2023年10月14日まで受け付けられており、選考は希望者全員を対象に行われます。プログラムに関する詳しい情報や応募フォームは、公式ウェブサイトで確認できます。特に、今回のプログラムに関心のある方は、オンライン説明会も開催されているので、ぜひ参加してみてください。
このプログラムを通じて、受講者は新たなネットワークを築き、ビジネスシーンでの実践的なスキルを習得することができるでしょう。武蔵野美術大学は、今後もクリエイティブな人材を社会に送り出し続けるために、引き続き教育の場を提供していきます。