季節の香りを感じる蕎麦屋「利き蕎麦存ぶん」
東京・都立大学に新たな蕎麦の名所が誕生しました。その名も「利き蕎麦存ぶん」です。2023年12月8日にオープンしたこちらのお店の最大の特徴は、何と言っても「利き蕎麦」というコンセプトです。季節や産地、品種に応じた蕎麦の違いをしっかりと味わえる本格的な手打ち蕎麦を提供しており、その日の最高の状態の蕎麦を一口一口楽しむことができます。
利き蕎麦の魅力
「利き蕎麦」とは、今楽しむことができる最高の蕎麦をお客様に提供し、存分に味わっていただくことを意味します。お店では、揚げたての季節野菜や旬の天ぷら、小料理といった料理をあてに、蕎麦の香りや味わいの変化を心ゆくまで堪能できます。冬の今なら、柚子の風味を楽しめる特別な蕎麦も登場する予定です。
蕎麦の種類とその特徴
「利き蕎麦存ぶん」の蕎麦は、江戸三大蕎麦の一つ「藪蕎麦」に基づいています。そのため、細麺の喉越しや瑞々しさを楽しむことができ、濃いめのつゆが特徴です。使用する蕎麦粉は、全国各地の新蕎麦を季節に応じて使い分けており、冬の現在は北海道産をメインに使用しています。
また、春先には桜蕎麦など、四季折々の素材を活かした香り高い蕎麦も登場します。これにより、季節の移ろいを感じながら蕎麦を楽しむことができ、まさに日本の食文化を活かした体験が味わえます。
多彩なメニュー
お店のメニューには、定番の「せいろ」をはじめとして、暖かい蕎麦や季節限定の天ぷら、鴨南蛮などが用意されています。また、日本酒と合わせて楽しむことができる蕎麦料理や小料理も豊富に取り揃えています。以下は一部のメニューです:
- - 二八せいろ 800円
- - 十割せいろ 950円
- - 変わりせいろ(現在の12月は柚子蕎麦) 1000円
- - 鴨南蛮 1750円
- - 海老天ぷら蕎麦 1650円
- - 穴子天ぷら蕎麦 1650円
- - 出汁巻き 1850円
- - 蕎麦がき 1000円
- - 日本酒全種 500円
これらのメニューは、蕎麦の奥深い世界を存分に楽しめる内容となっています。
落ち着いた空間での食事
店舗に足を踏み入れると、洗練された静かな空間が広がります。大きな窓からは、四季に合わせた景色が楽しめ、春には桜の花が満開になることでしょう。使用される蕎麦猪口などの食器は、佐賀県の有田焼の窯元で特別に焼かれたオリジナルのもので、細部へのこだわりも感じられます。
「利き蕎麦存ぶん」は、ただの蕎麦屋にとどまらず、季節ごとの変化を楽しみながら、寛いだひとときを過ごすことのできる場所です。都立大学に訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
店舗情報
- - 店名: 利き蕎麦存ぶん (ききそばぞんぶん)
- - 住所: 東京都目黒区中根1-6-1 ニューヨークコーナー161-2F
- - 電話番号: 03-3724-3881
- - 営業時間: 昼 11:00~15:00 / 夜 17:00~22:00 (毎週月曜定休)
- - 公式ホームページ: zonbun.jp
新たな蕎麦体験をぜひ味わってみてください。