旭建設が革新的な「Glass Navi」を開発
旭建設株式会社(本社:宮崎県日向市)は、建設現場におけるICT施工の進化を促す新技術、「Glass Navi」を発表しました。この透過型ICT情報システムは、施工の効率と安全性を高めることを目的としています。
1. 「Glass Navi」とは?
「Glass Navi」は、ICT施工情報をバックホウのキャビン内ではなく、前面ガラスに透過表示する仕組みを持っています。具体的には、小型プロジェクターとタブレットを無線で連携させ、三次元設計データやバックホウの位置情報を特殊加工された透過フィルムに投影します。これにより、オペレーターは視線を前方に固定したまま、施工情報を確認しながら作業を進めることができます。
2. 新技術のメリット
この技術には、三つの主な利点があります。
- - 作業の安全性向上:視線を前方に保ちながら施工情報を視認できるため、事故を未然に防ぐことが可能です。
- - 施工精度の向上:情報確認に伴う無駄な視線移動が減ることで、より正確な施工が実現します。
- - オペレーターの負担軽減:作業効率が向上することで、疲労感も減少し、作業環境が改善されます。
これらの点から、「Glass Navi」は従来のICT施工における課題を解決する有望なソリューションと言えるでしょう。
3. 今後の展開
旭建設は、まず自社の施工現場にこの技術を導入し、さらなる効果を検証する予定です。そして、将来的には他の建設事業者への技術提供や製品化も視野に入れています。また、この技術を通じて、建設現場のデジタル化(DX)促進や人材不足対策に貢献し、地域社会の持続可能な発展にも寄与する方針です。国や自治体とも連携し、より広範囲な技術の普及を目指しています。
4. 旭建設の取り組み
この新技術の開発により、旭建設は建設業界の変革を牽引する存在となることを目指しています。ICT施工の未来において、「Glass Navi」は革新の象徴となるでしょう。また、現場での事故防止や労働環境の改善にも寄与することが期待されています。将来的にこの技術が普及すれば、業界全体に大きな影響を与えることでしょう。
今後の動向に注目が集まります。
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