Z世代クリエイターとタキヒヨーのコラボレーション
2024年12月22日、早稲田大学繊維研究会が主催するファッションショー「透き間、仄めき」が代官山ヒルサイドプラザにて開催されます。このイベントは、1751年に設立された繊維商社・タキヒヨー株式会社の全面的なサポートのもと行われ、オリジナル生地を使用して独自のビジョンを発信する機会となっています。
タキヒヨーのサポート
タキヒヨーは、1751LABとして知られるプロジェクトを通じて、高度なオリジナル生地の開発を行い、今回のファッションショーでそれを活用しています。この生地はショーのルック製作とルックブックに使用されており、斬新なデザインが期待されています。タキヒヨーは、関連する教育機関や学生団体とともに、サステナブルな素材の使用を促進したり、クリエイティブなプロジェクトを進行させたりする取り組みを行っています。
イベントの詳細
「透き間、仄めき」のファッションショーは、1日3回の公演形式で実施される予定です。公演は、13:00、15:30、18:00からスタートし、来場者に新しいファッションの可能性を提案することを目指しています。また、11月17日には「夢幻泡影」と題した合同展示会も計画されており、PLA(ポリ乳酸)繊維を使用した素材についてのトークセッションが行われます。この取り組みは、異なる視点からの対話を促し、創造性とサステナビリティの融合を探求しています。
早稲田大学繊維研究会の意義
早稲田大学繊維研究会は、1949年に設立されたファッションを学ぶ学生の団体で、ファッションを批評するプラットフォームを提供しています。この団体には、早稲田大学を含む多くの大学から、ファッションに興味を持つ学生が所属しており、毎年自らの手でファッションショーを企画・運営しています。各メンバーの個性的な視点が集結することで、様々な専門分野から新たなファッションの視点を取り入れることができています。
新たな価値創造へ向けて
タキヒヨーと早稲田大学繊維研究会の連携は、今後のファッション業界における価値創造に大きく貢献するでしょう。異業種との共創は、ユニークなアイデアを生み出し、新しい市場やトレンドを築くきっかけになることが期待されています。若者たちが持つ柔軟な発想と、タキヒヨーの業界経験が相乗効果を生むことで、ファッションというフィールドにおいて新しい価値が生まれ続けることが望まれます。
祭典の期待
「透き間、仄めき」は、単なるファッションショーに留まらず、参加者全員が新たな発見をする場となることを目指しています。再認識された価値が、現代ファッションの本質を問うきっかけになり、より多くの人々にファッションの楽しさを届けることができるでしょう。今後の展開に期待が高まります。