2025年9月に日本酒の新たな祭典『猩猩宴』が高輪に登場
2025年9月12日から14日の3日間、「ニュウマン高輪」の開業に合わせて、クラフトサケの祭典「猩猩宴2025 in 高輪」が開催されます。イベントの主催は株式会社STABLESで、共催には株式会社ルミネが名を連ねています。今日はこの祭典の魅力や背景について掘り下げていきます。
クラフトサケとは?
「クラフトサケ」とは、日本酒の製造技術を基に、フルーツやハーブなどを取り入れて生まれた新しいタイプの日本酒です。法律上では「その他の醸造酒」に分類されるため、清酒製造免許なしでも醸造が可能で、全国各地で新たな造り手たちが登場しています。この新たなムーブメントは、日本酒業界に革新をもたらし、消費が落ち込んでいる市場を活性化させる可能性を秘めています。
『猩猩宴』の概要と開催実績
「猩猩宴」は、クラフトサケブリュワリー協会が中心となって行われる祭典で、全国のクラフトサケ醸造所が集まり、その魅力を発信するイベントです。これまでにも男鹿や東京、横浜などで盛況に開催されてきました。
特に、2022年8月に秋田県男鹿市で初開催され、延べ4000人以上が来場しました。東京初進出の2022年10月や、2023年の横浜開催も大成功を収め、クラフトサケの多様性と潜在能力を広めることに貢献しています。
2025年の新たな挑戦
2025年9月の高輪での開催では、約20の個性豊かなクラフトビバレッジの造り手が集結します。ブースでは各醸造所の自慢のクラフトサケを数種類ずつ提供し、訪れた方々は様々な味わいを楽しむことができます。また、造り手自身がブースに立ち、来場者と直接交流するチャンスも設けられています。
このイベントの目的は、単なる試飲イベントに留まらず、クラフトサケの文化を広め、新たな飲酒文化の創出を目指しています。
イベントの具体的な内容
開催日は2025年9月12日(金)から14日(日)までで、場所は高輪ゲートウェイシティのニュウマン高輪South2Fに位置する“+Base0”。入場は無料で、ドリンクやフードは独自のチケット制で楽しむことができます。さらに、主催者は7月24日よりお得な前売りチケットを販売予定です。
まとめ
稲とアガベ株式会社の岡住修兵代表は、今イベントについて「多くの方々が注目する場所で『クラフトサケ』を広めていけることを光栄に思う」と語っています。「猩猩宴」は、個性豊かな造り手と好奇心旺盛な飲み手が出会い、醸成されていく新たな文化の交差点であり、訪れる人々に、味わいだけでなくその背後にある情熱や物語を届ける場所です。クラフトサケの未来を共に感じられるこの素晴らしい祭典を、ぜひお見逃しなく。