立命館大学がカーボンクレジットに関する新プログラムをスタート
2025年9月、立命館大学は「GXプロフェッショナル+Rプログラム」という新しいリカレント教育プログラムを開講します。このプログラムでは、グリーン・トランスフォーメーション(GX)の実践知を企業の経営層や次世代リーダーに提供することを目指しています。
GXプロフェッショナル+Rプログラムの概要
このプログラムの主な目的は、GXを経営の中心に据えた企業の増加に応じ、社会実装人材の育成を図ることです。気候変動の科学や政策、さらにはDXや自然資本といった幅広いGXテーマについて学ぶことができる構成となっています。特に、企業の実務ニーズに直結した内容が組み込まれているのが特徴です。
プログラムは大きく3つの層で成り立っており、GXの基礎を学ぶ「GXエッセンシャル」や、バイオ炭を用いたカーボン除去を学ぶ「GX-BCR」、そして実際の企業におけるGX経営を扱う「GX経営」に分かれています。参加者は自社のGXアクションプランを策定するためのワークショップにも参加でき、実践的なスキルを養うことが可能です。
Carbon EXの中野が講義を担当
このプログラムには、Carbon EX株式会社の営業本部長・中野征治が講師として参加し、GX経営プログラムの「GXと市場」という科目を担当します。特に注目されるのは、彼が行う「カーボンクレジット市場の最新動向」というテーマの講義です。この講義では、急速に変化するカーボンクレジット市場の動向や、企業がどう戦略的に意思決定を行うべきなのかについて解説します。この内容は、企業が脱炭素化と価値向上を両立させるために必要不可欠な知識です。
講義の詳細
- - 講義名: GXプロフェッショナル+Rプログラム「GXと市場」
- - 日時: 2025年12月11日(木)19:00-20:30
- - 形式: 対面(立命館大学 ROOT/グラングリーン大阪)
- - 講師: Carbon EX営業本部長・中野征治
- - 対象: 企業のGX推進担当者や管理職、次期経営層候補
- - 講義テーマ: カーボンクレジット市場の最新動向
Carbon EXの強み
Carbon EX株式会社は、東京都港区に本社を置き、幅広いカーボンクレジットの取り扱いを行っています。ボランタリーカーボンクレジットやJ-クレジット、再エネ証書など、多様なクレジットの販売や購入が可能で、国内外のクライアントにサービスを提供しています。また、クレジットの高い信頼性を保つために、厳しい審査プロセスを経ており、その質も保証されています。さらに、カーボンクレジットの購買や創出に際して、顧客のニーズに応じたコンサルティングも行い、クレジットオフセットの取り組みをサポートしています。
これらの取り組みを通じて、Carbon EXは企業の脱炭素化を推進し、新たな産業の創出にも寄与することを目指しています。立命館大学での講義を通じて、GX推進がますます重要視される中、関心の高いカーボンクレジットについて学ぶ絶好の機会と言えるでしょう。