APPLE TREE株式会社とFormlabsの提携
APPLE TREE株式会社(大阪府大阪市)は、米国の3DプリンターメーカーFormlabsと新たに販売代理店契約を結び、同社製品の国内市場への導入を開始しました。この提携により、APPLE TREEはFormlabs製品の販売と技術サポートを一貫して提供し、日本の製造業や研究機関、教育機関での3Dプリンティングの普及を促進します。
3Dプリンティングの進化
最近の製造業では、試作だけでなく、小ロット生産やサービスビューローを通じた量産の需要が急速に高まっています。その中で、3Dプリンティングを用いたオンデマンド生産のニーズに応える高品質で安定したソリューションの需要も増加しています。Formlabsは、SLA(光造形)およびSLS(粉末焼結)の方式を用いて、プロフェッショナル向けの高性能な3Dプリンティングソリューションを提供するリーダーです。
新製品の導入
今回の契約により、APPLE TREEはFormlabsの代表的な製品であるSLS方式の「Fuse 1+ 30W」や、次世代高速SLA方式の「Form 4」、大型造形に対応した「Form 4L」を取り扱うことになります。これらの製品は、小ロット生産や最終製品の製造に最適な特性を持ち、顧客が求める様々なニーズに応えられます。
- - Fuse 1+ 30W: 複雑な形状をサポート材なしで造形可能で、パーツ製造における小ロット生産に適しています。造形サイズは165×165×300mm。
- - Form 4: 新開発の造形エンジンを搭載し、高速かつ安定した出力を実現し、試作から最終製品まで広範囲な用途に対応。
- - Form 4L: 大型モデルの製造が可能で、柔軟な造形と迅速な開発スピードの向上を実現します。
期待される効果
Formlabsの日本ゼネラルマネージャーの竹村大輔氏は「APPLE TREE株式会社の技術力と顧客第一の姿勢が、デジタルファブリケーション市場での素晴らしい評価を築いている」と語り、より多くの企業がFormlabs製品を活用し、製造プロセスの柔軟性を向上させることに期待を寄せています。また、APPLE TREE株式会社の代表取締役社長、朴秀明氏も、Formlabsの技術がサービスビューロー事業者にとって不可欠であり、日本国内でのデジタルマニュファクチャリングの発展に貢献することを強調しています。
これからの展開
APPLE TREE株式会社は、今回のFormlabs製品取り扱い開始に合わせ、3Dプリントをより身近に感じてもらう取り組みを強化しています。大阪・北堀江に設置された「3Dプリンターラボ DeepMaker」では、実機の展示、造形サンプルの確認、導入相談などを行う予定で、製造業以外の顧客にも利用を促進します。見学予約も受け付けており、3Dプリント技術の普及に努めます。
Formlabsについて
Formlabsは、米国マサチューセッツ州サマービルに本社を構え、世界各地に拠点を持つ企業で、多彩な分野のプロフェッショナルに選ばれています。SLA/SLS方式の3Dプリンターや後処理ソリューション、各種材料を提供し、2024年にはFast Company誌が選ぶ「世界で最も革新的な企業」にも入選しました。
まとめ
APPLE TREE株式会社とFormlabsのパートナーシップにより、3Dプリンティングの新たな時代が幕を開けました。形成される新しい連携によって、多くの企業や教育機関がその恩恵を受け、これからの製造業の進化が期待されます。これからの展開から目が離せません。
詳細はAPPLE TREEの公式サイトをご覧ください。