JVCケンウッドが「SDGsフォーラム」を開催
株式会社JVCケンウッドが、従業員のSDGsに関する意識向上を目的に「SDGsフォーラム」を実施しました。これが5回目の開催となる本フォーラムは、2020年から続いており、企業の持続可能な発展に寄与する重要な取り組みの一環です。
フォーラムの概要
このイベントは、企業理念「感動と安心を世界の人々へ」を基に、「利益ある成長」と「グローバルでの社会課題解決」を同時に進めるサステナビリティ経営を推進しています。JVCケンウッドは、社会課題の解決に向けた事業活動と、環境への取り組み、人権や介護問題といったマテリアリティに焦点を当てています。
特に,安全・安心の提供、環境問題への対応、持続可能な製品作りといった3つのマテリアリティに基づいて、具体的なKPIを設定し、進捗状況のモニタリングも行っています。
従業員参加型イベント
今年は、LGBTQ+や介護問題、脱炭素といった多様なテーマに焦点を当てた講演や研修が実施され、合計4,857名の従業員が参加しました。その中の主なイベントを以下に紹介します。
LGBTQ+セミナー
「スポーツから考えるジェンダー問題と企業の役割」というテーマで、男性アスリートのカミングアウトの少なさの背景にある性別役割意識について考察し、職場や地域でのジェンダー平等について議論しました。
アンコンシャス・バイアスセミナー
自分の無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に気付くことを目指し、心理的安全性を確保するための手法を学ぶセミナーを開催。ダイバーシティ&インクルージョンを推進する一環として大変重要な内容でした。
介護両立支援セミナー
過去のアンケートからの要望をもとに、介護施設の特徴や選び方を専門家から学ぶ機会を提供しました。大介護時代を理解するための重要な知識が提供されました。
人権研修
法務省・人権擁護委員を招いて行った研修では、国内外の法律に基づく人権保障の基本ルールを学び、権利と義務の本質について理解を深めました。
環境e-ラーニング
2050年カーボンニュートラルを見据え、「JKグリーン2030」方針に基づく取り組みを通じて、個人の業務と環境の結びつきを理解するためのe-ラーニングを実施し、地球的な持続可能性について考える貴重な機会となりました。
今後の展望
今後も、JVCケンウッドは全てのステークホルダーの期待に応えるべく、安心・安全な社会の実現に向けてサステナビリティ推進活動を強化していきます。動画や資料なども通じて、広く情報発信を行う予定です。
本資料の内容は発表時のものです。最新の情報については、JVCケンウッドの公式サイトをご参照ください。
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