京都フードテックエキスポ2025に出展するQFFの取り組みと未来
2025年10月2日から3日、京都府のけいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)で開催される「京都フードテックエキスポ2025」に、株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ(QFF)が出展します。QFFは、自社の持つ中性子線育種技術や最新のゲノム解析ソリューションを通じて、訪れる人々とともに新たな食の未来を体験します。
出展の背景とその意義
現代の食産業は、気候変動や食料安全保障、農業の効率化といった複数の課題に直面しています。QFFは、これらの問題解決に向けて、中性子線育種技術を活用した育種サービスを提供しており、特にイルミナ株式会社との協力によって、植物や微生物の改良にかかる期間を大幅に短縮しました。今回の出展は、京都府が推進する「京都フードテック基本構想」とも連携し、京都の食文化と最先端技術の融合を目指すものです。
中性子線スピーディ育種®︎のメカニズム
QFFが行っている中性子線スピーディ育種は、短期間での品種改良を可能にする技術です。従来の手法では数年を要するところ、最短で1年で新たな系統を確立できる可能性があります。この技術は、農業の生産性向上にも大きく寄与することが期待されています。
出展内容の見どころ
QFFのブースでは、以下の展示項目が予定されています。
- - 中性子線育種プラットフォーム体験:中性子線による変異導入とイルミナの全ゲノム解析を結びつけたワークフローをご紹介。
- - 有用微生物・作物の変異体紹介:耐環境ストレス性を有する変異株の展示を行います。
- - 技術相談コーナー:来場者の具体的な課題に応じた育種や改良に関する相談が可能です。
- - 京都の食文化との融合提案:伝統的な食材と最新の育種技術を組み合わせ、新商品の開発可能性について提案します。
京都フードテックエキスポ2025の概要
- - 日時:2025年10月2日(木)~3日(金) 10:00〜17:00
- - 会場:けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)
- - 参加方法:参加は無料ですが、事前登録が必要です。詳しくは公式ウェブサイトでご確認ください。
- - 主催:京都スマートシティエキスポ運営協議会など、各種団体が協力している。
QFFのメッセージ
CEOの菊池伯夫は、QFFの中性子線育種技術が「時間」という制約を大幅に減少させる力を持っていると強調しています。京都の豊かな食文化を背景に、新たな品種改良や微生物育種の取り組みを進めることで、食のイノベーションを共に生み出していきたいと述べました。
お問い合わせ先
- - 株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ(Business Solution部)
内藤
Email:
[email protected]
Tel: 03-6661-1611
これからの食とテクノロジーの融合を目指すQFFの取り組みを、ぜひ「京都フードテックエキスポ2025」で体験してください。