製造現場の新たなソリューション「TESRAY OMNI」
株式会社ロビットは、製造業の現場での外観検査をより効率的に行うための新製品「TESRAY OMNI」を発表しました。この製品は、現場の担当者自身がAI検査モデルを簡単に構築・追加学習できることを目的として開発されており、専門的な知識を必要とせずにユーザーが利用できるように設計されています。
「TESRAY OMNI」の特長
1. 柔軟なAI検査を可能にする三層モデル
TESRAY OMNIは、ロビットが独自に開発した三層モデルを採用しており、様々な用途に応じたAIモデルを構築できます。良品学習と分類学習の両方に対応しているため、製品の特性に合わせたモデルを容易に作成できることが特徴です。
2. 簡単に利用できるチューニング機能
現場の担当者が専門知識を持たなくても、AIモデルの調整や追加学習を簡単に行える機能を搭載しています。これにより、検査工程の迅速化とコスト削減が期待されます。
3. iPadとの連携機能
アノテーション作業をiPadで行うことができ、さらに良品画像を基にAI技術を用いて不良画像を生成する独自の機能も搭載されています。少ないサンプルでも効果的な検査モデルの精度向上をサポートします。
開発の背景
AIを利用した画像外観検査は、各製品ごとに調整が必要かつ、通常は外部ベンダーに依頼するのが一般的でした。しかし、これに伴う時間とコストは生産ラインの柔軟性を劣化させる原因となっていました。TESRAY OMNIはこの課題を解消するべく、現場の担当者が自ら迅速に対応できるように設計されたのです。
活用シーンの多様性
多品種小ロット生産の現場では、需要の変化やラインの切り替えが頻繁に行われます。TESRAY OMNIは、これらの現場において柔軟に対応可能で、検査品質を持続的に高めるために役立ちます。新たな不良パターンが発見された場合も、迅速にモデルを見直すことができるため、外部依頼を待つ必要がありません。
今後の展望とサポート体制
ロビットは、TESRAY OMNIを基にした検査ニーズの拡大に応じて、TESRAYシリーズ全体でお客様をサポートしていく方針です。また、遠隔からのサポート機能も強化し、離れた場所からでもお客様の運用を支援できる体制を整えることを目指します。装置の保守とAI学習サポートを一体とした保守プランも計画しており、研究開発を進めながらさらなる充実を図っていきます。
お問い合わせ
製品の価格や販売に関する詳細は、個別のお問い合わせを通じてご案内されています。興味のある方はぜひご連絡ください。ロビットは、継続的な技術革新を通じ、製造業の現場をより良いものにしていくことを目指しています。