小松市の石文化
2017-11-28 15:00:31
小松市が誇る珠玉の石文化を世界に発信するプロジェクト開始!
小松市で始まる石文化発信プロジェクト
石川県小松市はその豊かな石の資源を活かし、2000年以上もの間、珠玉や美しい石材の加工技術を磨き続けてきました。この度、文化庁により「『珠玉と歩む物語』小松~時の流れの中で磨き上げた石の文化~」が日本遺産として認定され、小松市の石文化を発信するプロジェクトが始まりました。
日本遺産認定の背景
小松市は弥生時代から始まる石の文化を誇ります。特に、権力の象徴となった「碧玉」のアクセサリーは、市のブランドの象徴であり、その加工技術は現代でも難しいとされています。このような文化の深い歴史と技術が認められ、日本遺産としての認定に繋がりました。
「滝ヶ原石切り場」のライトアップ
プロジェクトの第一弾として、認定された「滝ヶ原石切り場」がライトアップされることになりました。滝ヶ原石切り場は、豊かな自然の中に位置し、2300年以上もの歴史を有します。現在も採掘が行われており、その光景は圧巻です。ライトアップの期間は2017年12月14日から25日までの12日間、毎日17:00から19:00までの2時間、幻想的な雰囲気が楽しめます。
小松市の観光スポット
小松市は石文化だけでなく、様々な歴史的スポットも存在します。市立博物館では地元の歴史や自然を学ぶことができ、訪れる人々にとって魅力的なスポットです。また、青の洞窟として知られる鵜川石切り場もあり、美しい光景を楽しめます。
1300年の歴史を持つ那谷寺は、散策にも適した人気の観光スポット。滝ヶ原に残るアーチ型石橋も文化的価値が高く、自然との調和を見せています。
さらに、ハニベ巌窟院は独特な世界観で観光客を魅了し、地獄をテーマにした展示エリアも好評です。このような文化遺産が、観光資源としても小松市の魅力を増しています。
まとめ
小松市の新たなプロジェクトは、石文化の魅力を国内外に発信するものであり、地域活性化にも寄与しています。日本遺産認定を通じて、地域の歴史や文化を再評価し、地方創生の一環として進められるこの取り組みが、どのように進化するのか注目です。小松市の未来には、さらなる輝きが待っているかもしれません。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人 こまつ観光物産ネットワーク
- 住所
- 石川県小松市土居原町710番地
- 電話番号
-
0761-21-8208