高松の高校生が企画!想いの手紙プロジェクトとは
香川県高松市で、高校生たちによる「想いの手紙プロジェクト」が始動しました。このプロジェクトは、日常では大人に伝えにくい思いや悩みを手紙にして表現する場を提供することを目的として立ち上げられました。最初のイベントが、2025年3月23日に常盤街商店街で行われることが決定しています。
プロジェクトの背景
このプロジェクトは、2024年8月に開催された「せとうち中高生のための教育ミライ会議」で、中高生の有志が立ち上げました。彼らは、日ごろの思いを形にする機会が必要だと感じ、大人とコミュニケーションを図るために手紙を通じた表現の場をつくりたいと考えたのです。活動は、地元の商店街や地域の人々を巻き込んで進められます。
イベント当日の内容
イベントでは、参加者が手紙を書くワークショップや運営を担当する高校生との座談会を通じて、交流を深めることが可能です。また、これまでに中高生から集まった手紙の展示も行われ、参加者は手紙に対する返信やコメントをすることもできます。この機会を通じて、さまざまな視点から「想い」を共有できる場が提供されるのです。
事前展示・参加方法
イベントは、2025年3月23日11:00から17:30まで開催され、場所はトキワ1丁目マチカドプラザと、BRICの2か所で行われます。さらに、3月10日から30日の間、商店街の柱や施設に中高生の手紙が掲示され、3月17日からは横断幕にもその思いが映し出される予定です。訪れる人々はこれらの手紙を見ながら、その内容に触れることができます。
参加方法と詳細情報
参加希望者は、事前に「想いの手紙プロジェクト」のInstagram(ID:omoino_tegami.project)をチェックし、詳しい情報を確認してください。手紙を書くことが苦手な方でも、ワークショップが行われるため、その場で書き始めることができるので安心です。
せとうち中高生のための教育ミライ会議
「想いの手紙プロジェクト」は、せとうち中高生のための教育ミライ会議の一環として始まりました。この会議は、様々な年代やバックグラウンドを持つメンバーが集まり、教育に関する課題についての議論と解決策の企画を行う貴重な場です。あらゆる年代と経験を持つ仲間が一堂に会し、実現可能なアイデアを生み出しています。
応募情報
現在、社会人や教員を対象とした研修生の募集が行われています。この研修は、Z世代が持つアイデアを引き出し、共創する力を磨くことを目的としています。気になる方は是非、詳細を確認し、応募してみてください。また、今年度の教育ミライ会議は、2025年3月29日・30日に開催予定であり、地域の教育の未来に向けた取り組みが続いています。
このプロジェクトを通じて、高松の高校生が大人に伝えたい思いを形にする新たな一歩を踏み出していることを、多くの人に知ってもらいたいものです。手紙という形を通じて、心の内を表現することは、きっと多くの人々に共鳴し、新しいつながりを育むでしょう。