酉島製作所の耐水モータ一体型ポンプが国土交通省「WOW TO JAPANプロジェクト」に採択！熱帯地域における下水道技術革新へ

株式会社酉島製作所は、国土交通省が推進する「WOW TO JAPANプロジェクト」において、同社が提案した「熱帯地域での空冷式耐水モータ一体型ポンプに係る実証事業」が採択されました。

「WOW TO JAPANプロジェクト」は、海外諸国のニーズに適した技術の実証試験を行い、技術の適応性や有効性を確認することで、日本の下水道技術の海外普及を目指すプロジェクトです。

今回の実証試験では、パキスタンの下水ポンプ場で、高温の気候条件下におけるポンプとモータの耐熱性・冷却性能が検証されます。

酉島製作所と日本テクノ共同事業体は、現地環境に適応したポンプの長期運転による信頼性を確認し、浸水被害が深刻化する南アジアを含む熱帯地域における下水道インフラの整備に貢献することを目指しています。

酉島製作所の技術力とDX技術が融合した実証試験

今回の実証試験では、酉島製作所の耐水モータ一体型ポンプに加え、同社のDX / IoT技術である「TR-COMシステム」も活用されます。TR-COMシステムは、リモートモニタリングや保守点検を支援し、ポンプの効率的な運用を実現する技術です。

酉島製作所の取り組みが世界を変える

酉島製作所は、1919年の創業以来、ポンプ専業メーカーとして、上下水道施設や発電所、海水淡水化など、幅広い分野において高品質な製品を提供してきました。

同社は、世界100ヶ国以上にポンプを納入し、安心安全な社会の構築と省エネに貢献しています。

今回の実証試験を通じて、酉島製作所の技術が世界でより広く活用されることが期待されます。