ServiceNow、AI活用でワークフローを革新!新世代の生産性を実現する「Workflow Data Fabric」を発表
ServiceNowがAIを活用した新世代の生産性を実現する「Workflow Data Fabric」を発表
ServiceNowは、企業向けにAIを活用した新世代の生産性を実現する「Workflow Data Fabric」を発表しました。この新技術は、統合データレイヤーによって企業全体のビジネスデータとテクノロジーデータを統一し、あらゆるソースからリアルタイムかつ安全なデータアクセスを提供します。これにより、ワークフローとAIエージェントは、あらゆるデータにシームレスにアクセスできるようになります。
データの分散化とAI活用における課題
多くの企業では、データが数百もの異なるシステムに分散しており、従業員は複数のアプリケーション間を行き来しながら業務を行わざるを得ない状況です。そのため、データの一元管理と活用が困難で、AIから十分な価値を引き出すことができません。
Gartner®は、今後、データファブリックを活用することで、企業はデータエコシステムを強化し、アプリケーションアーキテクチャのモジュール性を高め、競争優位性を大きく高めると予測しています。
Workflow Data Fabricの利点
Workflow Data Fabricは、組織全体のあらゆるデータをServiceNow内外から接続、理解、対応する能力を拡張することで、最大限の効率性を実現します。構造化データ、非構造化データ、半構造化データ、ストリーミングデータなど、あらゆるデータタイプに対応可能です。
リアルタイムデータ処理による高速化と効率化
Workflow Data Fabricは、ServiceNowのAutomation Engineと新しいデータベースであるRaptorDB Proの機能を活用することで、あらゆるシステムのデータにアクセスし、更新できます。また、リアルタイムデータストリーミング、RPA、プロセスマイニング機能を搭載し、オーケストレーションと自動化により超高速かつ大規模な価値創出を実現します。
顧客体験の向上と業務効率化
例えば、小売業者は、Workflow Data Fabricを使用して、顧客データプラットフォーム、コアERP、受注管理システム、POSシステム、Excel形式の取引リベート、共同購入や取引支出のマーケティングレシートなど、さまざまなシステムからデータを統合し、単一のビューに集約することで、顧客対応、注文処理、返品対応を効率化できます。
AIエージェントによる自律的な問題解決
Workflow Data Fabricは、組織のデータを大規模に接続し統合するためのServiceNow Knowledge Graphも含まれています。Knowledge Graphは、ローデータをコンテクストに基づいた洞察に変換し、組織の従業員、プロセス、業務、システムをつなげることで、AIエージェントがより効果的かつ自律的に機能できるようにします。
戦略的パートナーシップ
ServiceNowは、Workflow Data Fabricを市場に提供する最初のパートナーとして、主要なシステムインテグレーターであるCognizantとの戦略的パートナーシップを発表しました。Cognizantは、Workflow Data Fabricを活用することで、企業がデータとAIを活用して競争優位性を維持し、ビジネスや業界の変化に対応できるよう支援していきます。
まとめ
Workflow Data Fabricは、AIを活用した新世代の生産性を実現する革新的なソリューションです。企業は、Workflow Data Fabricを活用することで、データの一元管理と活用を促進し、ワークフローの自動化、AIエージェントの活用、顧客体験の向上、業務効率化を実現できます。
会社情報
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ServiceNow Japan合同会社
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