カンロとレノファ山口FCが共催した食育教室の開催
2024年12月5日、山口市立白石小学校にてカンロ株式会社とレノファ山口FCのコラボレーションイベント「糖に関する食育教室」が行われました。これは、地域の小学生に健康や食の安全について考える機会を提供することを目的としています。この教室は、今年で4回目を迎え、初めての山口市での開催となりました。
カンロの地域貢献と糖の重要性
今回の企画は、山口県出身のカンロが、地域社会との結びつきを強化する一環として行われており、地元の健康増進や食育推進に寄与することを目指しています。カンロは、2017年から山口市とレノファ山口FCとの「オール山口 Jリーグで地方創生、まちづくりパートナーシップ包括連携」を締結し、継続的な地域貢献活動を行っています。
Jリーガーとの交流
この日の教室には、白石小学校の卒業生であり、レノファ山口FCの選手である末永透瑛選手も参加。彼は自身のサッカーキャリアや、小学生時代の思い出を話しながら、食生活についても子どもたちにアドバイスをしました。特にアスリートとしての食事の重要性を説明し、質疑応答では子どもたちからの素朴な質問が飛び交うなど、交流の場となりました。
糖に対する認識を高める食育プログラム
教室では、カンロの歴史や企業理念が紹介された後、地元の子どもたちとともに、糖がもたらす影響やその役割について考える時間が設けられました。近年では、「糖=悪」というイメージが強い中で、適切な摂取方法や間食の意味を見つめ直すことが必要です。講師はカンロの社員の中から選ばれ、彼ら自身のキャリアにも繋がる貴重な経験となりました。
地域への取り組みと未来へのビジョン
カンロは、創業から110年以上を経て、地域とのつながりを深める活動を続けています。これまでに、工場見学や食育講座を通じて多くの子どもたちに製品や糖に関する教育を行っています。また、2023年には「カンロ冠マッチ」を開催し、地域の活性化にも努めています。
終わりに
今後もカンロは、山口県に根差した活動を続け、「心がひとつぶ、大きくなる。」という企業パーパスのもと、地域との共存共栄を目指していきます。このような食育教室は、単なる教育の場を超えて、地域社会の発展にも寄与する重要な取り組みと言えるでしょう。