ReceptがSMBC賞を受賞
2025年7月11日、大阪のQUINTBRIDGEにおいて、「FinTech Innovators Summit – Web3 & Blockchain Edition」が行われ、株式会社Receptが三井住友銀行から「SMBC賞」を受賞したことが発表されました。このイベントは、SBIホールディングスと三井住友銀行が共同で主催し、Web3やブロックチェーン技術を活用した企業のビジネスアイデアを競うコンテストです。
イベントの概要
「FinTech Innovators Summit」は、スタートアップ企業を対象としたビジネスコンテストであり、応募者の中から書類選考を通過した企業がファイナルピッチに進出しました。そこでの審査員は、事業の未来性や実現可能性、さらには社会へのインパクトを総合的に評価し、各賞を授与しました。その中で、Receptは特にその技術力と革新性が評価され、栄えあるSMBC賞を受賞するに至ったのです。
Receptの革新性
ReceptはDID(分散型識別子)とVC(検証可能な資格情報)技術を用いた「proovy」というプラットフォームを開発した企業です。この技術は企業や団体向けにデジタルIDの発行・検証基盤を提供し、同時にユーザーが自分の資格情報を管理できるデジタルウォレットアプリも展開しています。
昨年の8月にリリースされたこのサービスは、早々に国内の多くの企業や機関に導入されており、一般ユーザーでも利用可能な状態になっています。特に民間事業者が提供するDID/VC基盤として、グローバルに見ても高い実績を誇ると言えるでしょう。
株式会社Receptのプロフィール
株式会社Receptは、東京都豊島区に本社を構え、代表取締役の中瀬将健が率いています。公式サイトでは、自社のサービスや最新の情報が提供されており、ユーザーはシンプルにDID/VCを利用できる環境を整えています。
サービスページはこちら:
proovy.jp
DIDは、ユーザーがデジタル空間で自身のアイデンティティを安全に管理できるための技術であり、その基盤が強固であればあるほど、個々のユーザーにとっても信頼性が向上します。また、VCは、個人が自らの資格情報を安全に管理し、必要な情報だけを選択的に提供できる利便性を持っています。これにより、デジタル環境における安全なデータ提供が実現されるのです。
結論
Receptの取り組みは、デジタルアイデンティティの未来を切り拓くものであり、彼らの技術が今後どれだけの企業やユーザーに支持され、どのような形で広がっていくのかに注目が集まります。SMBC賞を受賞したことは、その信頼性の証であり、今後の活躍が期待されます。