蔦屋書店とみなとラボの新たな挑戦
海と人とのつながりを探求する一般社団法人3710Lab、通称みなとラボは、海洋教育を通じて新たな方向性を形作る取り組みが注目を浴びています。このたび、蔦屋書店のコンシェルジュとの共同プロジェクト「海のほんだな」が海の日にリリースされ、多くの親子に楽しんでいただける内容となっています。
選書企画「海のほんだな」とは
蔦屋書店には約100名の専門知識を備えたコンシェルジュが在籍し、彼らが選んだ海に関する4冊の書籍が月替りで紹介されるのが「海のほんだな」です。選書のテーマは「子どもに読んでもらいたい海の本」、「自分にとっての海の本」、「あなたを海に誘う本」と、様々な視点から構成されています。
この選書は、コンシェルジュ自身の個性や地域性が反映されており、毎回新たな海の世界を示唆します。全12回の連載で、毎月1回更新されるため、読者は継続して新しい知識と出会うことができます。なお、本企画は日本財団の助成を受けています。
参加者募集中のイベント
さらに、今回のプロジェクトに関連したイベント「海の本屋さんをつくろう」BOOK HUNTINGも実施されます。2025年の9月23日と10月25日に、二子玉川の蔦屋家電で行われるこのイベントでは、親子で一緒に海に関する本を探したり、選んだ本に基づいてPOPづくりを体験することができます。
イベントの詳細
1日目:2025年9月23日(火・祝) 12:00~15:00
2日目:2025年10月25日(土) 12:00~15:00
このプログラムでは、参加者は自分が気になった本を選ぶ楽しさや、選んだ本を通しての発表の機会を得ることができるので、家族で楽しめる素晴らしい体験となるでしょう。
3710Labについて
みなとラボは、2015年に設立され、様々な海洋教育プログラムを開発・実施しています。海洋や教育の専門家と連携し、地域の課題に取り組む意義のある活動を推進しています。代表理事は田口康大氏で、東京大学大学院の特任講師も兼任しています。彼らの活動は、海洋教育だけでなく、地域貢献や社会課題解決にも寄与する幅広い内容を持っています。
日本財団の支援
本プロジェクトは日本財団からの助成を受けており、多岐にわたる社会課題に取り組む日本最大規模の社会貢献財団がその背景にあります。社会課題の解決に向け、市民や企業、NPO、政府など様々な立場の組織と連携しながら、教育や海洋問題への支援を行うことを目指しています。
まとめ
親子での学びや体験を通して、海との新しい関係を築けるこの選書プロジェクトやイベントは、多くの人々にとって貴重な機会となることでしょう。ぜひ、参加して新しい世界に触れてみてください。