エシカルフードラボが提案する持続可能な食の未来とは
代官山で行われた「食のサステナビリティフォーラム2025」は、持続可能でエシカルな食の未来に向けた重要な一歩となりました。主催するCCCMKホールディングス株式会社は、エシカルな価値を消費者に伝える新しいアプローチを模索しており、業界のリーダーたちが一堂に会し、その可能性を探りました。
フォーラムの開催背景
昨年、全四回に渡って行われた「食のサステナビリティフォーラム2024」では、消費者がエシカルな商品を選ぶ際、美味しさやブランド性といった具体的な価値に重きを置いていることが明らかになりました。これを踏まえ、今年は「消費者価値をどう高めるか」に焦点を合わせることが決定したのです。
フォーラムには、アクシアルリテイリング、イオンリテール、カゴメ、亀田製菓など、業界の主要企業から40名以上が参加。彼らは、エシカルな商品がどのように消費者の心に響くかを議論しました。
エシカル商品の訴求法
フォーラムの中で、「エシカルな商品をどのように訴求すれば購買につながるか」を試験することが重要なテーマとなりました。事務局の湯浅知里氏によると、「エシカルな価値は消費者の自己欲求と結びつけることで、より受け入れられやすくなる」とのこと。また、特に女性と若年層からの需要が顕著であり、彼らの購買意欲を高めるためには、多様な商品メッセージが必要不可欠であることが示唆されました。
エシカルフードフェアの開催
フォーラムの結果として、2025年には代官山蔦屋書店とイオンスタイル有明ガーデンで「エシカルフードフェア」が開催予定です。このフェアでは、消費者に向けてエシカルな商品を紹介し、好感度や購買意向の変化を見極めるための調査も行われます。
参加企業の取り組み
ドール株式会社が進める「もったいないバナナ」は、その典型的な成功例です。バナナの廃棄を減らすため、規格外のバナナを利用し、新たな商品を展開しています。このプロジェクトは、SDGsへの関心が高い若年層向けの試食施策を通じて広まっています。
同様に、カゴメや亀田製菓を含む50以上の企業も参加する一般社団法人Plant Based Lifestyle Lab(P-LAB)では、プラントベースフードの普及を目指しています。カゴメは、日本の緑黄色野菜消費量の25%を供給し、プラントベース商品を中心に展開しています。コロナ禍以降、その需要は増えており、ますます多くの家庭での普及が期待されています。
未来の展望
「食のサステナビリティフォーラム2026」では、生活者に向けたコミュニケーションが一層強化され、エシカルな食生活の普及を目指します。CCCMKホールディングスは、今後も消費者にエシカルフードの重要性を広め、持続可能な食の文化を作り上げることに貢献していくことでしょう。
持続可能な未来のため、私たちもエシカルな選択を意識して行動していきたいものです。