名著の魅力を再発見: 小川公代教授が語る『フランケンシュタイン』
上智大学外国語学部英語学科の小川公代教授が、自身の学生たちに贈る名著として、メアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』をピックアップしました。この作品は単なる小説ではなく、生きる意味や人間存在の本質を問いかける多層的なテーマが盛り込まれています。今回、音声教養メディアVOOXで配信されるこのエピソードでは、小川教授がどのような観点からこの作品を読み解くのか、非常に楽しみです。
『あなたに渡す名著』とは?
「あなたに渡す名著」は、日本を代表する大学教授たちが自らの学生に対して、「もし1冊の本を渡すなら何を選ぶか」というテーマで語るシリーズです。門外漢でも親しめる名作から、あまり知られていない隠れた名著まで様々な作品が紹介されており、各教授の個性的な視点を楽しむことができます。読書の楽しみ方や深さを知る手助けとなるこのシリーズは、新しい本との出会いを求めるすべての人にとって、新たな発見の場となるでしょう。
小川公代教授について
公代教授は1972年に和歌山県で生まれ、英国のケンブリッジ大学で政治社会学を学びました。その後、グラスゴー大学にて博士号を取得し、現在は英文学専門の教授として、外国語学部で研究と教育に尽力しています。著書には『ケアの倫理とエンパワメント』や『幻想と怪奇の英文学』などがあり、特にイギリス文学においては権威の一人とされています。
作品『フランケンシュタイン』を巡るトークの中身
今回の配信では、小川教授が『フランケンシュタイン』を通して、希望と不安という二面性をどのように読み解くか、またどのようにこの作品が現代の学生に影響を与えるかについても言及します。文学とは時代を超えるものであり、シェリーの描くフランケンシュタインは、人間の持つ創造の力とそれがもたらす倫理的な問題を提起しています。
このエピソードは学生だけでなく、広く一般に向けても配信されるため、この機会にぜひ耳を傾け、新しい知見を得てほしいと思います。簡潔にまとめると、小川教授の解説は、作品との距離を縮め、さらなる理解を深めるための手助けとなるでしょう。
VOOXについて
VOOXは、学びに特化した音声メディアであり、毎週新しいシリーズが配信されています。各エピソードは約10分ほどで完結し、700以上のコンテンツがすでに揃っています。特に新シリーズについては、公開から2週間無料で楽しむことができるため、興味がある方には非常にお勧めです。
まとめ
上智大学の小川公代教授の見解を通じて、『フランケンシュタイン』という名著を新たに読み直し、その奥深さを感じ取ってほしい。そして、この体験が今後の学びや考え方に良い影響を与えることを願っています。これから社会に出る学生たちにとって、名著との接点は貴重な財産となります。ぜひVOOXでの配信をお楽しみください。