コードアカデミー高校開校
2014-01-08 15:00:06
プログラミング必修の革新的通信制高校「コードアカデミー高等学校」開校
プログラミング必修!革新的通信制高校「コードアカデミー高等学校」が開校
2014年4月、日本の教育業界に新たな風を吹き込む画期的な高校が誕生しました。それが、「コードアカデミー高等学校」です。この高校は、プログラミングを必須科目とする日本で最初の広域通信制高校として、大きな注目を集めています。
オンライン学習で、場所と時間に縛られない教育
「コードアカデミー高等学校」最大の特徴は、その学習方法にあります。ほとんどの授業がオンラインで行われるため、生徒は場所や時間に縛られることなく、自分のペースで学習を進めることができます。これは、不登校や引きこもりなど、従来の学校教育に馴染めない生徒にとっても大きなメリットとなります。
プログラミングで育む、「コード脳」と問題解決能力
74単位の卒業に必要な単位のうち、約20単位がプログラミング教育に充てられます。プログラミングを通して育成されるのは、単なるプログラミングスキルだけではありません。「問題を分解する力」「原因を特定し解決する力」「失敗を恐れず、修正する力」といった、現代社会で必要とされる重要な能力です。未経験者でも安心して学べるよう、段階的なカリキュラムが組まれています。1年目は基礎的な言語から始め、その後、オブジェクト指向やiOS/Androidアプリ開発など、より実践的な内容へと進みます。
Googleツールを活用した、先進的な学習環境
「コードアカデミー高等学校」では、Googleの教育機関向けグループウェア「Google Apps for Education」をフル活用しています。授業、課題提出、連絡、資料共有など、学習活動の全てがクラウド上で完結します。これにより、効率的な学習環境が提供され、生徒同士や教員とのコミュニケーションもスムーズに行うことができます。また、反転授業を取り入れることで、生徒は予習を自宅で行い、授業時間では教師による個別指導や生徒同士の協働学習に時間を充てることができます。
充実したサポート体制
オンラインでの学習とはいえ、生徒へのサポート体制も万全です。教員とのコミュニケーションは、Googleハングアウトなどのテレビ電話で行われ、課題に対するフィードバックなども迅速に行われます。メールやチャット、SNSなど、生徒にとって使いやすいコミュニケーションツールも活用されています。
IT業界との連携による実践的な教育
IT企業との共同プロジェクトや、現役エンジニアによる特別講義なども予定されています。実践的なスキルを養うだけでなく、IT業界への就職や起業、大学進学など、幅広い進路選択を支援する体制も整っています。運営母体の学校法人信学会は、大学受験予備校も運営しており、そのノウハウも活用されます。
社会問題解決への取り組み
「コードアカデミー高等学校」の設立背景には、ICT社会における人材育成の遅れという社会問題への強い危機感があります。ICTリテラシーの向上、不登校生徒への対応など、現代社会が抱える課題に正面から取り組む姿勢が、この高校の設立理念に込められています。
デジタルネイティブ世代のための、新しい教育モデル
「デジタルで学ぶ」「デジタルを学ぶ」というコンセプトのもと、「プログラム(コード)が書ける人を育てる」というミッションを掲げる「コードアカデミー高等学校」。「読み、書き、そろばん」に加え、「プログラミング」を必須科目とすることで、柔軟な思考力と問題解決能力を備えた人材育成を目指しています。これは、これからの時代を担うデジタルネイティブ世代にとって、まさに最適な教育モデルと言えるでしょう。
学校概要
学校名: 学校法人信学会 広域通信制・単位制課程普通科 コードアカデミー高等学校
所在地: 長野県上田市中央1-2-21
入学対象者: 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、長野県在住者
定員: 240名
入学試験: 課題作文または成果物の提出
入学時期: 年2回 (4月、10月)
* 学費: 入学金10万円、授業料1単位1万円(年間25単位履修の場合25万円)、教育充実費5万円/年
会社情報
- 会社名
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キャスタリア株式会社
- 住所
- 東京都港区芝浦1-13-10 第3東運ビル8F
- 電話番号
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03-3451-5131