初めてのコラボ！国産木材体験ルームが誕生

WOOD CHANGE PROJECT × Rakuten STAY

最近発表された「WOOD CHANGE PROJECT」と楽天グループの宿泊施設ブランド「Rakuten STAY」による初のコラボレーションが注目を集めています。このプロジェクトは、10月の「木材利用月間」に合わせて、特別に設けられた「WOOD CHANGE × Rakuten STAYコラボルーム」を展開し、国産木材の魅力を体験できる機会を提供します。

プロジェクトの背景

近年、環境問題が深刻化する中で、国土の7割を占める日本の森林も適切な管理が行われず、荒廃が進んでいるという現状があります。この問題を解決するためには、間伐材の利用促進や国産木材の需要拡大が欠かせません。そうした中で、「WOOD CHANGE」は身近なものを木に変え、生活に木材を取り入れることで持続可能な社会を目指す運動です。

この活動の一環として、「more trees」は楽天との提携を通じて国産木材の重要性を発信してきましたが、今回のコラボはその中でも特に宿泊体験にフォーカスをあてています。非日常の宿泊空間で国産木材に囲まれた特別な時間を過ごすことで、参加者は国産木材の魅力を再認識し、行動の変化を促すことを狙っています。

コラボルームの特徴

「WOOD CHANGE × Rakuten STAYコラボルーム」は、国産木材をふんだんに使用した様々なアイテムで彩られています。ロッキングチェアやライト、玩具など、空間に木製品が配置され、木の温もりを感じながら、リラックスしたひとときを過ごすことができます。

展開施設

このコラボルームは、箱根の「Rakuten STAY TERRACE 箱根小涌谷」に設けられています。広々とした客室には天然温泉風呂やサウナが完備され、プロジェクターで映画鑑賞を楽しむことも可能です。観光にも便利な立地で、木の魅力を実際に体感できる環境が整っています。

主な体験内容

- 国産材インテリア：宿泊者は、実際に国産木材で作られた商品に触れ、その香りや質感を体感します。
- GUIDE BOOK：プロジェクトの趣旨を紹介したリーフレットが置かれており、国産木材の重要性について深く理解する助けとなります。
- ウッド・チェンジの本棚：木に関する雑誌や絵本が集められており、日本の森林問題を学ぶことができる知識の場を提供します。

未来への展望

「WOOD CHANGE PROJECT」は2020年度からスタートし、不断の努力により国産木材の認知と利用の促進を目指しています。このプロジェクトは、次世代に持続可能な考えを浸透させるための重要な一歩となるでしょう。

この特別な体験を通じて、「木を利用することがどれほど大切か」を感じてもらい、利用促進の一助となることを期待しています。詳細はこちらの特設サイトでご確認ください。