御殿山で春を告げる!さくらのバトンプロジェクトの全貌
3月23日、東京・品川にある御殿山トラストシティにて、森トラスト株式会社が主催する「御殿山 さくらのバトンプロジェクト」が行われました。このプロジェクトには、地元の御殿山小学校の6年生約90名が参加し、春の象徴であるさくらの未来について共に考える機会となりました。2026年に開催予定の「御殿山さくらまつり」の事前イベントとして位置付けられており、地域の子どもたちが中心となって行われています。
プロジェクトが生まれた背景
近年、全国で広く植えられている「ソメイヨシノ」の老木化が進んでおり、多くの地域でさくら祭りが中止になる異例の事態が発生しています。この「ソメイヨシノ」の寿命はおよそ60年とされ、寿命が近づくと花が咲きにくくなり、倒木のリスクも高まると言われています。そのため、御殿山エリアのさくら景色情報についても再評価が必要だとされています。
御殿山は江戸時代から花見の名所として親しまれていますが、地域の景観を未来に引き継ぐためには新たなさくらの植樹が不可欠です。この思いを胸に、子どもたちと共にさくらの植樹を行うことになりました。
子どもたちの声
植樹活動の中で、子どもたちは次のような感想を述べていました。
- - 「さくらの木が大きくなって花が咲くようになった頃、今は小学1年生の弟と御殿山庭園にさくらを見に行きたいです。」
- - 「卒業式を明日に控え、小学校での大切な思い出が一つ増えました。」
- - 「地域イベントに参加して、御殿山にもっと愛着が湧きました。」
これらの声からは、子どもたちが地域とのつながりや、自然を大切にする思いを強く持っていることが伺えました。
植樹と行灯制作の様子
1. さくらの植樹式
今回は「ジンダイアケボノ」と「ヨコハマヒザクラ」という2品種、合計3本のさくらが植樹されました。御殿山トラストシティ全体では計14本のさくらが新たに植えられました。
これらの品種は、「ソメイヨシノ」と比べて病害に強く、寿命も長いとされています。植樹式では、さくらの歴史に関する説明の後、子どもたちが樹齢約5年の幼木を地に植えました。植樹したさくらが花を咲かせるには数年を要しますが、子どもたちはその成長を楽しみに待ち望んでいました。
2. 行灯制作
プロジェクトの一環として、御殿山小学校の6年生たちは「御殿山のさくら景色がこの先も続きますように」という願いを込めた行灯を制作するワークショップにも参加しました。この行灯は、「御殿山さくらまつり2026」の会場で展示され、春の景観を一層彩ることとなります。
公園の代表的な景観を守ると共に、地域の子どもたちが自らの手で未来を築く体験をする貴重な時間でありました。
御殿山さくらまつり2026の概要
「御殿山さくらまつり」は江戸時代から続く歴史あるイベントで、春の訪れを祝うものです。2026年には「#江戸レトロ」をテーマに、多くのイベントが予定されています。行灯の展示に加え、ポイントを抑えたさくらのライトアップや、オリジナルのお花見ドリンクの販売、伝統工芸の体験コーナーなど、地域住民と観光客が一緒に楽しむことができる内容が盛りだくさんです。
森トラスト株式会社とは
森トラスト株式会社は、東京の港区に本社を置く総合不動産ディベロッパーです。日本国内外で大型複合開発を手掛け、歴史的な建物の保存や観光資源の活用に取り組んでいます。その活動を通じて地域の魅力を高め、次世代に引き継ぐ場作りを行っています。詳しくは、公式ウェブサイトをご覧ください。
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