新会社「Nature Positive Japan」が目指す持続可能な社会と新市場創出

株式会社Nature Positive Japanの設立

2025年4月18日、株式会社Nature Positive Japan（以下「当社」）が設立され、自然と共存する社会の実現を目指します。当社は、ネイチャーポジティブの理念を基に、持続可能なビジネスを創出することを主な目的としています。地球環境にポジティブな影響を与え、持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。

設立の背景と目的

近年、気候変動や生物多様性の喪失、社会的格差の拡大といった地球規模の課題は深刻化しています。これらの問題に対処するためには、環境保護と経済成長の調和が求められています。当社は、それに応えるべく以下の目的を掲げます：

- 自然環境の再生と保全を通じた持続可能なビジネスの創出
- ブルー/グリーンカーボンを基にした1兆円規模の新市場の形成

ビジョン

当社のビジョンは「ネイチャーポジティブの実現による持続可能な未来の構築」です。私たちは、次のようなミッションを持っています：

- ブルー/グリーンカーボン領域でのクレジット創出と国内外認証スキームの活用
- 自然と共存する地域経済の構築、循環型社会の実現
- CO2吸収や生物多様性に寄与する技術・サービスの開発
- 国内外のパートナーとの連携によるグローバルアライアンスの形成

主な事業領域

当社の事業は、以下の4つの領域に分かれます：
1. カーボンクレジット関連事業
- ブルー/グリーンカーボンの創出、可視化、国際認証機関との連携を通じたクレジット化。
- 地域の自然資本を活用した、高品質なクレジット供給体制の構築。

2. 自然資本を活用した地域創生事業
- 森林や海藻の育成、持続可能な農業・漁業と連携。
- 地域の観光や教育プログラムの開発を通じた新たな産業創出。

3. 環境保全技術の研究・開発
- CO2吸収素材や生物多様性保全に寄与する技術と製品の開発。
- 森林や海洋の保全技術を高度化し、社会に実装。

4. グローバルアライアンス事業
- 日本国内外の行政や企業、教育機関との連携による共同事業の展開。
- 各地域の課題に応じたソリューションを提案・展開。