カンヌ映画祭2025
2025-05-09 14:49:25

カンヌ国際映画祭に日本のクリエイターが集結!新たな映画制作の未来を切り拓く

2025年5月、世界の映画関係者が会するカンヌ国際映画祭。その併設マーケット「Marche du Film」では、日本の映画界が再び大きな注目を集めます。特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が主催する「Spotlight Asia」プログラムと「Producers Network」に、映画プロデューサーやIP企画者が参加することが決まり、これまでにない国際的なネットワーキングと共同制作の機会を提供される運びとなりました。

このプログラムは、映画産業を盛り上げるための支援策の一環であり、国内外のクリエイターが互いに交流し、新しいアイデアやプロジェクトを生み出す場として機能します。特に、映画制作を支える諸制度や支援団体との連携が期待されており、国際的な製作環境の理解を深めるとともに、最新の動向を直接体験する貴重な機会となります。

参加者の紹介



以下に、「Spotlight Asia」+「Producers Network」に参加するプロデューサーたちを紹介します。彼らはそれぞれ映画業界で確固たる実績を持ち、今後の活躍が期待されます。

竹中香子(ハイドロブラスト)

フランスに渡り、国立高等演劇学校に入学した竹中香子。彼女は俳優としてのキャリアを積んだ後、プロデューサーとしても活躍。映画『現代版 城崎にて』では、多岐にわたる制作を担当し、数々の映画祭での受賞歴もあります。最近では、太田信吾との共同企画での新作に取り組んでおり、その目覚ましい成長は今後も目が離せません。

柳本千晶(Synepic Entertainment)

山梨県出身で、アメリカで映画制作を学んだ柳本千晶。彼女は「サムライ・アベンジャー」など、数々の受賞作を手がけており、ドキュメンタリー映画『カンパイ!世界が恋する日本酒』でも高い評価を得ています。また、彼女の設立したシネピック・エンターテインメントは、インディペンデント映画を世界に届けるための重要な柱となっています。

山田兼司(Tyken Inc.)

Tyken Inc.のCEOであり、名プロデューサーでもある山田兼司は、数多くのテレビドラマを手掛ける実力者。彼は映画『怪物』においてカンヌ国際映画祭で高い評価を受け、続く『ゴジラ-1.0』でも大ヒットを記録しました。2024年からはPGAの正式会員としても活動し、国際的に存在感を高めることでしょう。

IP企画の新星たち



映画の制作だけでなく、オリジナルIPの開発も進んでいます。坂本達夫は、人気マンガの実写化イベントなど、国外への展開を手掛けています。中山結衣は、講談社にて新たなライセンスの機会を模索しており、両者の動向は非常に注目されています。

まとめ



このカンヌ国際映画祭では、日本のクリエイターたちが集まることで、国際映画業界との強力なネットワークが築かれることが期待されています。それぞれが抱えるプロジェクトや企画が他国のプロデューサーとのコラボレーションを生み出し、新しい映像文化が芽生えることを願っています。この熱い盛り上がりは、映画制作の未来を照らす光となることでしょう。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
住所
東京都中央区築地4-1-1東劇ビル2F
電話番号
03-3543-7531

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