教育現場を革新する新型ロボット!
オリエンタルモーター株式会社は、教育機関や製造業向けに設計された新しい教育用ロボット、Motion System Masterを発表しました。このロボットは、産業用ロボットの複雑なメカニズムやプログラミングを、実際に手を動かしながら学べる教材です。
何ができるのか
Motion System Masterは、3軸の小型卓上ロボットで、機械やソフトウェアの両方から学ぶことができます。特にノーコードプログラミングを採用しており、プログラミングの経験がない初心者でも簡単に操作可能です。これにより、「こう動かしたい」というイメージをすぐに実現することができ、教育の現場を支援します。
手頃な価格で導入しやすい
教育用ロボットを教育機関で導入する際、コストが大きな障害になることがあります。一般的な産業用ロボットが数百万円する中、Motion System Masterは49万8千円(税抜)で提供され、教育機関が手軽に導入できるよう配慮されています。さらに、ロボット単体での販売も行っており、要望に応じたカスタマイズも可能です。
目指す教育の内訳
このロボットは、次のようなニーズに応えます。
- - 実物を操作しながら学びたい。
- - 予算の関係で、複数台の産業用ロボットの導入は難しい。
- - 機械設計の経験を深めるための教材が必要。
コンパクトな設計と高精度
全設置面積はφ16cm、質量4.2kgとコンパクトで、教室や実験室の卓上での使用に最適です。さらに、最大リーチ長は390mm、可搬質量は1kg、位置決め精度は±0.1mmを誇り、普段の授業でも実戦で使用できるほどの性能を備えています。ただし、電磁ブレーキがないため、取り扱いには十分な注意が必要です。
カスタマイズとエンドエフェクタの交換
ロボットアームの部品は交換可能で、形状や長さをカスタマイズできます。これにより、教育現場のニーズに合わせた多様なロボットを作成できます。加えて、エンドエフェクタも簡単に取り外せるため、様々な作業に応じた利用が可能です。
簡単に始められるプログラミング
MRC01は、AZシリーズを制御するためのコントローラです。プログラミングソフトMRC Studio(無料)を使用することで、初心者でもすぐにロボットを制御できるようになります。これにより、学生たちがロボットの扱いに自身を持つことができます。
仕様と販売情報
- - 教育用ロボットセット品(MSER-V): 定価498,000円(税抜)
- - 教育用ロボット単体(MSE3039K1-V): 定価298,000円(税抜)
販売は2024年12月2日から開始され、2025年1月には当社のWEBサイトでも購入できるようになります。
詳細は公式サイトをご確認ください。
オリエンタルモーター株式会社
まとめ
Motion System Masterは、将来のロボット人材育成において大きな役割を果たすことでしょう。教育機関が手に入れやすい価格設定で、実際の操作を通じて学ぶことができるこのロボットは、学生たちに新しい学びの場を提供します。驚きの機能と手頃な価格で、教育分野の改革を続けるオリエンタルモーターに期待が高まります。