平和と看護の物語
2025-07-25 14:36:50

特別上映と監督トークで語られる看護師花田ミキの物語

映画「じょっぱりー看護の人 花田ミキ」特別上映&監督トークイベント



このたび、青森県の伝説的な看護師・花田ミキの波乱の人生を描いた映画「じょっぱりー看護の人 花田ミキ」が、2025年8月28日、東京都千代田区で特別上映されます。映画は、国際映画祭において赤十字特別賞を受賞した作品であり、彼女の信念や看護の必要性、平和について深く考えさせられる内容となっています。

映画の背景と歴史



「じょっぱりー看護の人 花田ミキ」は、太平洋戦争中に従軍看護婦として3度も召集された花田ミキさんの物語です。彼女は、戦場での過酷な体験を通じて、「命を阻むものはすべて悪」との信念を持つようになりました。その背景には、多くの命が奪われる戦争の悲劇があり、彼女の活動は、今を生きる私たちに「この時代を生きている」意味を問いかけるものです。

今や80年の歳月が経ち、戦争の悲劇を忘れつつある現代社会において、花田ミキのメッセージはより一層重要性を増しています。映画は彼女の勇気ある行動を描き、観客に深い感動を与えることを目的としています。

トークイベントの詳細情報



上映後には、監督の五十嵐匠さんとプロデューサーの鎌倉幸子さんによるトークイベントも開催されます。二人は、映画制作の裏話や、花田ミキの影響力について語る予定です。どちらも国際的に評価されている人物で、特に五十嵐監督は多くの名作を手掛けてきました。

開場は18:00、上映開始は18:40、そしてトークセッションは20:20から行われます。参加費は2,000円で、チケットはPeatixにて事前に購入できます。当日現金でのお支払いも可能ですが、混雑が予想されるため、早めの申し込みをお勧めします。

映画祭の栄誉



この映画は、2025年6月12~20日間にブルガリアのヴァルナで開催された第21回International Festival of Red Cross and Health Filmsにおいて、赤十字特別賞を受賞しました。この賞は、赤十字精神を体現した作品に贈られる特別なものであり、映画のメッセージ性や社会的意義が高く評価されています。このような国際的な舞台での評価を受けることは、花田ミキの物語がどれほど重要であるかを示しています。

イベントの成果



イベントから得られる収益の一部は、笑顔を運ぶ社会貢献が行われる予定です。特にエファジャパンが能登半島で行っているブックカフェの事業や、カンボジアとラオスでの「本の飢餓」撲滅プロジェクトへと寄付されます。映画の楽しみだけでなく、参加することで社会貢献を実感できる素晴らしい機会です。

全国から多くの方にこの貴重な映画を観てもらいたいと思います。ぜひ、ぜひご参加ください。観客の皆さんと共にこの特別な映画体験を共有できることを楽しみにしています。


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会社情報

会社名
認定NPO法人エファジャパン
住所
東京都千代田区九段南3-2-2九段宝生ビル3F
電話番号
03-3263-0337

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