364名の留学生が集結!京都先端科学大学の新たな旅立ち
2025年度の秋季入学式と卒業式が、9月10日に京都先端科学大学の太秦キャンパスで行われました。この特別な日には、63名の卒業生が大学生活を振り返りながら新たな旅立ちを迎え、さらに323名の留学生が新入生として新しい学びの場へと加わりました。
卒業式の様子
午前中には、2021年に入学した留学生を含む63名の学生が卒業式を迎えました。前田学長は、その祝辞の中で「本学のビジョンは“Future Makers from Kyoto”です。未来は皆さん自身が作り出すものです。この国際的な環境で培った学びを活かし、自信を持って社会に羽ばたいてください」と卒業生たちを力強く激励しました。
卒業生を代表して、マレーシア出身のHong Wei Ren Darylさんが答辞を述べ、在学中に受けた支援への感謝や、今後の決意を語りました。その言葉には、彼自身の成長や仲間への感謝の気持ちが溢れていました。
入学式の新たな展開
午後からは新入生たちの入学式が行われ、約600名が集まりました。今年度からは、工学部に加えて経済経営学部およびバイオ環境学部に国際コースが新設され、授業は全て英語で行われることになりました。これにより、インドやインドネシアなど46の国・地域から集まった323名の留学生が新たに本学での学びを開始します。
前田学長の祝辞の後、各学部長が新入生たちを歓迎する温かなスピーチを行い、さらにGaponov Sergeyさんら3名の代表が挨拶をして、1200年以上の歴史を持つ京都の地での学びに対する期待を表現しました。このように、国際的な教育環境が整いつつあることは、本学にとっても非常に大きな意味を持つことでしょう。
未来への展望
京都先端科学大学では、留学生の受け入れを通じて、グローバルな視点での学びを深め、学生たちが国際社会で通用する人材に成長することを目指しています。新しい仲間と共に、互いに刺激し合いながら学ぶことで、未来のリーダーとしての道を切り拓いていくことでしょう。
新たな旅立ちを迎えた留学生たちが、どのように成長していくのか、これからの動向に期待が高まります。京都先端科学大学が、その教育を通じてどのように社会に貢献していくのか注目です。