心と体を整える「おふらいんキャンプ」とは
新潟医療福祉大学の心理健康学科が、8月21日と22日の2日間、国立妙高自然の家で参加した「おふらいんキャンプ」は、子どもたちに自然の中でデジタルデトックスを体験させるプログラムです。この活動は、ゲームやインターネットから少し距離を置くことによって、心身を整える機会を提供しています。
目的とプログラム内容
このキャンプの目的は、子どもたちが自然体験を通じて新しい発見を得られることに加え、参加した大学生が将来の医療や福祉の現場で求められるコミュニケーション能力とチームワークのスキルを養うことです。学生たちは、家族や友達以外の子どもたちと触れ合いながら、メンターの役割を果たします。
当日は、自然環境の中での体験活動が盛りだくさんでした。子どもたちはバーベキューやカレー作り、キャンプファイヤー、源流探検などを通じて、自らの五感を使いながら学ぶことができました。特に印象的だったのは、スマートフォンやゲームのない環境でどのように遊び、会話を楽しむかという新たな体験が重要な役割を果たしたことです。
学生の感想
この取り組みに参加した心理健康学科の学生たちは、その体験を非常に貴重なものと感じています。「携帯電話を使わないで過ごすことで、自分を見つめ直すことができた」「普段あまり話すことのない子どもたちとも会話を交わし、深い学びに結びついた」といった声が寄せられ、キャンプの意義を実感した様子です。
地域との連携の重要性
新潟医療福祉大学心理健康学科は、地域との連携を重視し、今後もこのような実践的な学びの機会を提供することで、学生の成長と地域支援のバランスを取っていく方針です。心理健康学科では、「あたま」「こころ」「からだ」の3領域をバランスよく学ぶことで、臨床からスポーツ、ビジネスに至るまで、幅広い分野で活用できるスキルを身につけることが可能です。
看護・医療・福祉を学ぶ総合大学
新潟医療福祉大学は、看護、医療、リハビリ、栄養、スポーツ、福祉、医療ITの6学部16学科を持つ医療系の総合大学です。この立ち位置を活かした実践的な教育方針が特徴で、国家試験合格率や就職実績において全国トップクラスを誇ります。
また、NSGグループとして、地域を支えるさまざまな事業を展開しながら、教育や医療、福祉の分野で未来を担う人材を育成することに力を注いでいます。地域の「世界一豊かで幸せなまち」の実現を目指すその取り組みは、多くの人々の期待を集めています。
まとめ
新潟医療福祉大学が実施した「おふらいんキャンプ」は、子どもたちにとって新たな経験を与えると同時に、大学生にとっても大切な学びの場でした。今後もこのような取り組みを通じて、心と体を整えながら、地域社会に貢献していけることを期待したいものです。