愛媛県鬼北町のジビエ犬用ペットフードの取り組み
愛媛県北宇和郡の鬼北町では、地域課題の解決を目指し、ジビエを利用した犬用ペットフードの開発が進められてきました。この取り組みの中心となっているのが、ジビエを加工する施設です。
ジビエ犬用ペットフードの特徴
2023年7月20日には、有害鳥獣として捕獲された鹿を使用した犬用ペットフードとして、ジューシージャーキー、ミンチ生肉(500g・300g)の3種類がオンラインで販売されることとなります。価格は、ジューシージャーキー75gが1,100円、ミンチ生肉500gが1,430円、ミンチ生肉300gが990円(全て税込)で、非常に手頃です。
このペットフードは、栄養価が高く、アレルギーのリスクが低い自然食材を使用しているため、愛犬に安心して与えることができます。また、独自の製法によって、愛犬が食べやすいよう工夫されています。特にジューシージャーキーは、15gごとに個包装されているため、お出かけの際やご褒美としても最適です。
循環型の取り組みと地域貢献
鬼北町では、これまで埋設処分されていた猪や鹿といった有害鳥獣を活用した取り組みが進められています。2023年10月からは、株式会社ありがとうサービスがジビエペットフード加工処理施設の指定管理者として運営を開始しました。この施設では、捕獲した野生動物を減容化するプロセスも行われ、高齢化の進んだ捕獲者の負担を軽減しています。
また、今後も犬用ドライフードの開発が進められ、町内の猟友会との連携を深めていく予定です。鬼北町のジビエペットフードは、地域の問題解決に取り組む循環型のビジネスモデルとして注目を集めています。
ブランディングへのこだわり
鬼北町の犬用ペットフードは、『GIBIEVERY(ジビエブリ)』というブランド名のもと展開されています。この名前には「ジビエ」と「みんなの(Everyone)」を組み合わせた意味が込められており、ペットだけでなく、地域や環境への配慮も含まれています。また、「every」には「毎日を楽しく過ごせるように」という願いが込められており、愛犬家のみなさんにとって親しみやすいブランドとなっています。
このように、鬼北町で誕生したジビエ犬用ペットフードは、単なる製品にとどまらず、地域を支え、持続可能な社会の実現を目指す一歩となっています。動物たちのため、地域のため、そして私たちの未来のために、ぜひこの取り組みにご協力をお願いいたします。
詳しい商品情報や購入は、
鬼北町ジビエペットフードオンラインショップをご覧ください。