医療DXを加速する新機能
医療現場が抱える課題の解消に向けて、株式会社HERO innovationとアイリス株式会社は新たな連携機能を発表しました。この革新的なシステムは、医療DXの推進を狙いとしており、AIを活用することで患者の問診プロセスを一新します。
連携機能の概要
今後、医療現場で提供される「メルプWEB問診」は、これまで手動で行っていた問診の取得を劇的に効率化します。具体的には、2024年11月にリリース予定の「アイリス専用問診」が、メルプWEB問診の管理画面からワンクリックでコピーでき、今まで時間のかかっていた問診を来院前にスムーズに行えるようになります。この新機能により、診察から診断までの時間を短縮し、患者の負担を軽減することが期待されています。
メルプWEB問診の特徴
「メルプWEB問診」は、紙の問診票をデジタル化し、迅速に患者情報を電子カルテに転記するための技術です。現役医師が関与したこのシステムは、既に1,900以上のクリニックに導入されており、業務効率を大幅に向上させています。医療DXの先駆けとして注目されます。
アイリスのnodocaとは
アイリスが開発した「nodoca」は、咽頭の画像と問診情報をAIが解析し、インフルエンザ診断をサポートする医療機器です。このシステムは、医療従事者による診断をサポートし、より精度の高い検査結果をもたらすことを目的としています。
連携方法と今後の展望
今後、メルプWEB問診を使用する医療機関には、メールマガジンやお知らせを通じて連携申込方法が通知されます。新規での導入を考えている医療機関には、両社のサービスを活用する利点を詳しく説明し、導入を促進していく予定です。また、今後新しくリリース予定の”新”WEB問診システムでも、同様の連携機能を実施する計画です。
HERO innovationのビジョン
HERO innovationは、2013年に設立され、「医療を便利にわかりやすく」というミッションのもと、医療におけるデジタル化と効率化を推進してきました。診療所の運営における新たな標準を目指し、技術革新を続けています。これまでの導入実績は10,000件を超え、業界において確固たる地位を築いています。
まとめ
HERO innovationとアイリスの連携は、医療現場に新たな風を吹き込みます。この新機能により、医療DXの普及が加速し、さらに多くの患者が恩恵を受けることでしょう。今後の展開に期待が寄せられます。